広州のイメージアップは胃袋から


広州の夜・マックと老舗の陶陶居が対峙

8/31 朝の飲茶で満足

 朝6時30分ごろ麻ちゃんが退出。ほとんど意識のないまま見送る・・・(ごめんなさい)
この続きはできれば関空で、ということで彼女は超重いスーツケースとともに去っていった。
 広い部屋で一人。 ベッドでぐだぐだし、NHKBSのニュースや「ちゅらさん」を見る。 日本がぐっと近くなった感じがする。 でも外は雨。ホテルの部屋からの見晴らしはいいのだが、ちょうど地下鉄の工事を やっていて、夜もずっと音がしていた。 雨でなければすぐ向かいの越秀公園とかいろいろ出かけてみたかったのだけど・・・ 9時ごろさすがに空腹になり(そういえば昨日のまずい機内食以来まともに食事していなかった、ようやく起きてホテル地下1階にある食街というフードコートへ。
 朝の飲茶はワゴンも少し出ている。おいしそうなシューマイと排骨、ピータン入りお粥をワゴンから選んだ。排骨がこれまた骨までしゃぶりつきたくなるお味。お粥もしっかり味がして北京のとは明らかに違う広東風。お茶は烏龍茶。ほこりっぽいけど武夷岩茶に似た味わいで2杯目からはなかなかいける。お茶をたくさん飲んだこともあって、すごく満腹。朝からこんなに食べていいのだろうか??5ツ★ホテルの割には34元とリーズナブルな値段だ。一人で食べる人なんていないかな、とも思ったけどさすがホテルにあるためか、女性が一人だけで食べているのは私だけではない。

新聞社を電撃?訪問!

 部屋に戻り、土屋先生に伝言するためにメモを用意する。これを東方賓館に預けて おいて渡してもらうつもり。だけど今日連絡が取れるとは限らないので、一人でも観 光できるよう、ガイドブック(のコピー)なども用意し、まさに部屋を出ようとした とき、電話がかかってきた。
 まさか麻ちゃん(飛行機が遅れているとか)では?と思ったら、なんと土屋先生。 土屋先生は私が広州に戻ってくるのは今日だと思っていたようで、私と同じようにメッセージを残そうとフロントに頼んだら、「すでにチェックインしている」と言われ、電話したそうだ。実は東方賓館とそれほど値段もかわらなかったので、快適なこのホテルに変えたのだということだ。な〜んだ。 「これから新聞社記者をしている友人を訪ねる約束をしているんだけど、岩田さんはどうします?昼ご飯を食べれば午後はあくと思いますが・・・」。え?新聞社?なんだか面 白そうなので図々しく私もご一緒させていただくことにした。すぐロビーに降りて先生と再会。東方賓館のショッピングアーケードで調達したというアロハシャツ、チノパンでらしいが、値段を聞いてびっくり。ユニクロもまっ青の格安。しかもなかなかのファッション。 「いや〜中国も変わったよねえ」
 タクシーで「羊城晩報」へ向かう。道すがらこれまでの旅の話をいろいろする。成都がびっくりするほど変わっていたことといい、本当に中国の都市部は日本とかわらないというのが今回の旅の実感。むしろパワーがある分、中国の方が勢いがある。土屋先生が訪れたラフ山は広州からさほど離れていないところらしいけど、最近ようやく電気が引かれたような、俗世間と隔絶した世界だったそうだ。そういうところもまた中国なのだ。奥が深すぎる。
 20分ほどで羊城晩報のビルに到着。守衛室から内線をかけて、中に入る。別 に新聞社だろうが、とくにセキュリティチェックがあるわけでもなくずんずん中に入っていく。そのまま通 っても怪しまれない感じ。
 先生の友人は張向東さん。今は羊城晩報が発行する「新聞周刊=ウィークリージャーナル」の副編集長なのだという。「中国語を教えていた人で、飛行機の中で偶然会った。彼女はフリーライターだ」私はまったくの部外者だけどとても歓迎してくれた。しかもうれしいことに彼は東北出身なのでとても聞き取りやすい標準語なのだ。(もう今までの四川や広東の言葉に比べたらテープを聴いているよう)
 そもそも先生とは長春の大学の教員仲間。ただ「大学教授はとても給料が安いので転職した」のだという。日本の感覚で言えばかなり大胆な転職だ。職種もさることながら長春-広州という移動もすごい。さらに彼の奥さんは今アメリカにいるという・・・
 そもそも張さんが日本で取材をした際にいろいろコーディネートしたのが土屋先生。 「ただその時の取材がどうなったか、掲載紙も送ってこないんでわからなかったんだ」だって。ああ、そうだね、という感じで「周刊新聞」を何号か持ってきてくれた。
 その中に靖国神社参拝問題の特集があった。ここで使われている写真などは日本取材で撮ったものらしい。張さんの書いた特集は中国中の40社にのぼる新聞社から転載の申し込みがあったのだという。かなり記名記事が多く、がんばっている感じ。
 「こうなったのか。初めてみた」と先生苦笑い。
 「東京はとても複雑でわかりにくい。土屋先生に助けてもらいました」 日本語で先生は私に「だったらせめて新聞を送って欲しいよなあ」と一言。
 さて、羊城晩報は中国で3番目の発行部数を誇る夕刊紙。鳴り物入りで創刊した「新聞周刊」は陳さんがいうには「批判精神」をポリシーにしているそう。新聞で速報性を、この「新聞周刊」で深く掘り下げる特集を、という方針らしい。日本で言えば新聞社系の週刊誌という感じかな。 「批判」というのはセールストークではなく、「靖国問題」はもちろん、中国の有名大学の批判を特集した号もあった。各大学の不祥事、内部の人による告発記事・・・なかなか面 白い特集だ。先生が「批判といっても政府への批判はしないでしょ」というと、「政府への批判も大丈夫」という。「え!大丈夫なの?」と思わず先生と顔を見合わせる。
 「没問題!だから日本人からみてこんなところが中国はおかしい、というのがあったらぜひ記事を書いて。記事を書いてくれれば載せるよ。フリーの記者なんでしょ?」思わぬ 展開にびっくり。「でも、私中国語では書けないです・・・」「僕が直すから大丈夫」そうか・・・壮大な計画だなあ。
 ついでに羊城晩報が発行した「中国100年」という本をもらう。
 話し込んでいるうちにお昼時になった。社内の食堂で食べようということになった。湖南省出身の彼の同僚やお友達もやってくる。ついでに社内をちょっと見てよ、ということで社内見学。個人の机はブースに分かれていて、ゆったりとしたスペース。それぞれデスクトップのPCがあり、記事を書いている。一人あたりのスペースが広く、ゆったりとしているためか、どうも新聞社のわさわさした雰囲気はない。どちらかというとのんびりしている。そのことを張さんに先生が指摘すると「うちは週刊だから、まだ今はのんびり。だけど新聞の方は毎日忙しい」とのこと。
 下の階に行くと、レイアウトをやっている部屋があった。ずらりとMacのG3が並べられている。ここだけはMacなんだなあ、と妙に感心してしまった。職業柄、レイアウトソフトは何を使っているのかとても気になったので、ちらりとディスプレイを見てみたが、少なくてもQuarkではなかったようだ。
 「新聞周刊」で気が付いたのはいかにもデジタルデータ、という解像度の低い写 真が使われている感じがしたこと。日本だったら結構気になるところだけど没問題!ってことかな?
 ビルの別棟にあるレストランの個室に通される。地ビールで乾杯。たくさんの料理が運ばれてくる。魚料理がとてもおいしい。おしゃべりが延々と続いてアルコールも結構入った。張さん以外の人はやはり言葉が聞き取りづらい。 (みんなで記念撮影。左端が張さん
 張さんがいうには「記者は長時間勤務だから大変なんだ」。といっても本当に午後これから仕事するんだろうか、という雰囲気ではあったなあ。
 気が付くと外は豪雨という感じになっていた。昨日もこんな雨だったそう(だから飛行機が遅れたのか?)2時過ぎに新聞社を後にした。なかなかフツーの旅行では体験できない、楽しいひとときだった。

茶芸城で購買意欲爆発

 唯一、私が広州で行きたかったのが、流花湖公園にあるという「流花茶藝城」。(るるぶネタなんですが・・・)タクシーで公園の入り口につけてもらった。するとそこにはチャイナドレスを着た小姐が案内係として立っている。「○×か、茶芸か?」と聞かれ、「茶芸」と答えると、庭を通 ってある建物に案内された。ここはまさに茶芸館。(でもるるぶに載っていた写 真と違うような?)ちょうど公園にある湖に面している。天気がよければ気持ちがよさそうなところだけど、なにせ大雨。客もゼロで小姐たちは暇そう。鳳凰単そうが飲みたい、というとなんと値段表は1200元。あ?冗談でしょう?これは1斤(500g、そんなにいらん)の値段で1両(50g)だと140元。高いなあ。北京の茶芸館は余った茶葉は持ち帰れたんだけど、ここはだめらしい。茶芸はあきらめ、ただ飾ってあった茶器を物色。
 まずは適当な茶盤がないか探すと、280元のものがある。今回は最初から気に入ったら絶対買おうと思ったのでこれは購入決定。
 気に入ったのが480元の蓋碗。ちょっと中国らしくないかわいい花の絵柄、つや消しの釉薬がなかなか個性的なのだ。でもこれは蓋碗、茶杯、茶海のセットになっていて、480元。欲しいのは蓋碗だけなんだけどなあ。セットだとかさばるし。蓋碗だけ売ってくれない?と交渉する。粘ったあげく、責任者に聞いてくるから待つように、との指示。期待したけどやはり答えはNO!確かに、残されたものが売りにくくなっちゃうもんね。(持っていた蓋碗を割ってしまい、今回どうしても蓋碗は欲しかった)
 蓋碗だけ売っているのもある、と何点か見せてくれたけど、どうも気に入らない。また同じセットでもう少し安いものもあったけど、やっぱりピンとこない。仕方がないのでせめて値段交渉。単品だと値引きしないけど2点買えば合わせて600元にするという。これは特別 だ、と主張される。結局600元で手を打つことにした。1万円ほどになるので、カード支払いをお願いする。「カードの機械は別 のところにあるのでついてきてください」。その間に小姐たちが梱包をしておくとか。傘をさして先ほどの入り口の方へ。近くに別 の建物があり、中に入るとそここそるるぶにあったお茶売り場!「なんだ、こっちだったのか〜最初からこっちに来ればよかった」一人うろたえる。だってここはお茶も茶器もさっきのところとは比べものにならないのだ。すかさずお店のおばちゃんが寄ってきて、日本語でいろいろ話しかける。「あっちの茶芸館に荷物があるから。後で来ます」とお約束。支払いをすませ、すぐさま茶芸館に引き返す。(買った蓋碗、茶盤についてはこちらへ)
 戻るとのんびり椅子にかけていた土屋先生。小姐たちともおしゃべりをしていたようだ。「ここは夜がいいらしいですよ」「先生、あっちにたくさんお茶とかあるので行きましょう!」半ば強引に先生をひっぱり、再びその建物へ。
 まずは恐る恐る、ズラリと並ぶ茶器を見る。たった今買ったのより気に入ったものがあったらどうしよう、と思ったけど、幸いなかった。さっきのおばちゃんがいろいろなお茶を勧めてくる。「これは中国十大お茶のセット、烏龍茶に、龍井、プーアル・・・」。少しは講習会にも通 って中国茶の知識は持っているつもり。なめちゃだめよん。「要らない。私、鳳凰単そうが欲しいの!」ちょうど量 り売り用の容器があってその中のひとつが鳳凰単そうだった。これは広東の代表的な青茶。
 試飲をさせてもらう。おばちゃんの手つき、なかなか慣れている。蓋碗に鳳凰単そうを入れ、熱湯でまずは「洗茶」。これは本来、保存が悪い低級なお茶にするものだ、と聞いていたけど、ほこりっぽいから1度洗茶をして茶葉が開きやすくなってから淹れるのもまたあり、だと思う。ネットで紹介したいから写 真を撮ってもいい?というと「いいよ〜」と軽いノリ。(ここにお店の紹介記事があるので参考に)
 いったん茶海に出したお茶を茶杯にわけてくれる。香りがとてもよろし。武夷岩茶ににている味。7煎目まで大丈夫だということ。100g=140元。おばちゃんは200gどう?といってくるが、やっぱり100gにしておく。高級茶だけに高いのだ。他に風邪をひいたときにいいという、竹殻茶15元を3つ買う。これはとても苦いそう。 中国語がわかる日本人とみるや、これを日本語で書いて欲しいという依頼。実は茶芸の「芸」は中国式の簡体字で違う字を書くのだけど、この「芸」の字だと違う意味の言葉になってしまうという。前に日本人が郵便を送っただけど届かなかった、とクレームがあったそうだ。それは字が違っていたので郵便屋さんがわからなかったからだったよう。だから郵便物に書く「芸」は簡体字の芸か、「藝」と書いて欲しい、という説明を買いて、という。  茶芸館で買った茶器のセット、茶盤というかさばるものに、さらにお茶が追加された。もう袋にいっぱい。しかも例によって中国では梱包はとーっても大ざっぱなので(もちろん飛行機で持って帰るからしっかりやって、とは頼んでいる)すごく不安。
 タクシーでまさに「満載而帰」になってホテルに帰還。雨もあいかわらずだし、すこしそれぞれの部屋で一休みすることにする。
 再集合の前に2階のエアシステムの事務所に行って、明日、リムジンバスがあるかどうかを確認。オフィスには2人の中国人小姐がいて、日本語で「あります。12時30分、ロビー」と機械的な応対。

ワクワク下町探索

 ロビーで再び土屋先生と待ち合わせ、タクシーで下町の繁華街、上九路、下九路付近をめざす(あてがあるわけではない)途中、ずいぶんお店が多くなり人も多いので降りてみる。そこが長寿路。このあたりは古くからの建物が多い。
 成都でみかけたなかなかセンスのよい櫛のお店(チェーン店らしい)があったので、入ってみる。最初、広東語で話しかけられたのでチンプンカンプン。「北京語で話して」というと切り替わる。先生ご購入。お店の小姐が日本人の客がお店のノートに書いた意味を教えてくれ、という。見ると「とっても気に入りました、云々」とあるので意味を教えてあげると、うれしそう。ついでにありがとうございました、という日本語を教えてくれ、というので日本語指導(先生は昔中国で日本語を教えていた)。それぞれのひらがなを漢字に直して、発音できるようにしてあげていた。「で、少しまけてくれるとかないの?」
 さらに歩くと薬局がある。こういうところでこそ「ゴールデントローチ」を買うべし、と思い、値段を聞くと1箱5元。空港が8元だったからずいぶん安い。「5個欲しい」というと「どうせなら8個入りの箱ごとはどう?」と勧められる。商売上手の口車に乗って大きな箱ごと購入。先生は漢方薬を物色して五黄などをご購入。ここでも日本語指導をせがまれる。複雑なことを言っても覚えられないので、と先生は「どうも」の一言を指導。うれしそうに「どうも」を連呼された。「まいど!」とかも教えるとウケたかも。小さな薬局なのに、会計方法は昔の分業スタイル。売り場の人に伝票を書いてもらい、すぐ後ろのレジにいる会計係のおばちゃんに渡す。お金を払い、売り場の人から品物を受け取る。会計のおばちゃんは大抵暇そう。
 このあたりの古いアーケード街は1歩路地にはいると、庶民的な生活の臭いが漂い、古いアパートが密集している。おもしろそうなので少し歩いてみることにする。再開発がかなり進んでいるようで、空き家を示す紙がところどころ貼られた家がある。それでも取り残されたように古いアパート。香港の雰囲気に近い。路地では小さな市場になっていて、庶民の食生活の一端がわかる。新鮮な野菜、くだもの、生きたカエル、鶏・・・
 再び通りにでるとそこが下九路。旅行の最初に訪れた陶陶居のある通りに出る。まだお腹は減っていないので、商店街を探索してみる。ずんずん歩いていくと広州酒家の前にでた。「食在広州」という堂々とした看板が飾ってある。ふたたび奥の路地に入るとなぜかそこは熱帯魚屋さんばかり。なんで?と不思議がっていると先生は風水の影響なのではないかという。路地で子猫、子犬が売られている。もしや食用?と身構えたけど、これはペット用。こうしてペットを飼うお金持ちが増えているのだ。
 陶陶居へ戻り、満席の飲茶のフロアを横目に4階へ。(ここにお店の紹介記事があるので参考に)。魚の炒めたものは、魚によって大きく値段が違う。安めの白身魚にした。あと蒸しエビがとってもおいしい。飲茶ではないけど大満足。お値段も100元以下だった。
 この店は月餅でとても有名。お店の1階では月餅販売コーナーがあり、チャイナドレスにたすきがけをした小姐が勧めている。いろいろ種類があってよくわからないけど、かなり1個が大きく、かさばるのでよく売れているようだった1つ入りの「双黄白蓮蓉月餅」を購入。(中に卵が入っていて白あん。おいしかった)
 通りに出ると、ライトアップされていて昼とは違う趣がある。歩行者天国になっているのだ。夜はこれから、という感じもする。お店もどこも営業中。
 「おひげ」ブランドのハチミツ屋さんを見つけた。旅行にきているので親不孝なんだけど、せめてもの親孝行というか、闘病中の父のためにのどにいいというエンジュのハチミツ1瓶500gを購入。ついでに生ロイヤルゼリーも購入。先生もご購入。今日買ったものを復習してそのかさを想像してみる。だんだんすごいことになってきた。
 ついでに香港版ユニクロ(というよりユニクロがここのまねをしたんだけど)「ジョルダーノ」の店があったので、Tシャツと靴下を購入。
 歩いていると、緑菌閣珈琲庁という不思議な雰囲気の客引き(ひいているわけではないけど机を出して立っている)の小姐発見。ホーンテッドマンションのような服を着ている。ちょっと面 白そうな店なので入ることに。誘導されるまま狭い路地をの奥にある階段を上り、じいさんがいきなりパジャマを着ているくつろいでいる住居?を通 り(なんかあやしい香港っぽい)さらに3階へ。店内は薄暗く、グリーンを基調にしてまとめられ、雰囲気もある。私はマンゴー入り珍珠ミルクティー20元を注文。先生は「漸入佳境」(すごい漢字ですねえ。ジントニック)。「いや〜中国で飲めるようになるなんて」と嬉しそうだったけど、一口飲むなり、「やっぱり違うなあ」で、結局バドワイザーを注文。私もはげしく後悔。仙踪林の方が100倍おいしい。全部で61元。
 タクシーでホテルに戻ろうと乗り込むが、ぬあんとこの運転手、中国大酒店を知らないという。まだ運転手になって間もないらしい。あのホテルを知らないということはきっと地方からでてきたんだろう。道を教えてくれ、というので、それはかなわんとタクシーを降りる。まさに「ZAOGAO!」(東京でも時々いるよね)
次に乗ったタクシーで先生は運転手に「さっき乗ったタクシー、中国大酒店を知らなかった。信じられないよ」「そうか、それは災難だったね・・」とおしゃべりになる。この人も湖南省から出てきたらしい。「ところでお客さんは北方の人かい?」というので先生は「違う、西安から来た」と嘘を言う。「私はいろんな場所の方言がわかる」と自慢するので、先生が西安の方言を話すとちゃんと理解できている!先生が西安の人だと信じ込んでいる。降りる際、「ありがとう、実は私日本人なのだ」と種明かし。きょとんとする運転手さんがおかしかった。
 荷造りもあるのでさすがに先生と別れて部屋に戻る。かなり遅くまで各割れ物類の梱包をする(これまでの旅行の経験から、エアーパッキンをもってきているのだ)荷造りすると・・・明日は「担ぎ屋さん」になりそうな感じ。
 うーん、なんて充実した広州の1日。昨日は最悪の印象を持ったけど、今日1日で広州が好きになってしまった(単純でスマン)。何より食べ物がおいしいところはいいところ。  

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