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1/22(第9日目) 出戻りバルセロナ

 

●雨のビルバオをあとに

 朝。チェックインをすませて、地下鉄に乗る。今日も雨だ。結局太陽が顔を出さなかった3日間、かなり芝がお疲れ。ごっしー君のノートPCがあるので、リュックがちょっと重い。ホームまでエレベーターで下りられるので大きな荷物のときはありがたい。駅の広場で空港行きのバスを待つ。すぐ来るかと思いきや時間になってもバスはこない。そのうち雨足も強くなってきた。雨宿りはすぐ前の銀行の軒下でするしかないのだが、階段があるのでスーツケースはあげられず、ひたすらバスを待つ。15分遅れでやってきて、約20分ほどでビルバオの空港に到着。
 空港はこれまた新しくモダンなデザイン。人も少ない。んで今回2度目のブエリングに乗って、一路バルセロナへ。

●一週間ぶりのバルセロナ

 1週間ぶりのバルセロナ。天気は晴れ!昼間は観光できるのが嬉しい。順調に空港バスに乗って、余裕でURGELL駅で降りてさっさとDEL COMTEへ。この前チェックインしたときと同じお兄さんがレセプションにいた。「ああ、君は先週も来たでしょう?」と覚えていてくれた。だからかどうかはわからないけど、ちょうどチェックイン開始時間だったこともあって、同じツインでも、角部屋の少し広い部屋にしてくれた。2週連続週末に一人でやってきて、いつの間にかもう一人と合流、ってかなりアヤシイ?
 部屋の窓辺に芝を出して、少しでも日光浴をさせてあげる。さーーて。今日の目当てはサン・パウ病院。最初は土曜日にやっているガイドツアーに参加しようと1時30分の回に間に合うよう、急いだが、よーく考えた。 ガイドツアーは所要50分。当然スペイン語か、よくて英語だろう。入るだけならタダだし、病院だから昼休みも関係ない。自分のペースで回れるからガイドツアーはやめたほうがよくないか?それより昼休みがあるバトリョ邸やカサ・ミラに行った方が賢く回れる気がする。
 そう決めたので、メトロで行こう。ここでごっしーくんがくれば2人で使えるから、と10回券を買ってしまったのだが、あとでこんなに乗るなら1日券の方がお得だった、と気付く。さて、バルセロナ、マドリード、ビルバオとメトロに乗って感じるのは、若者のファッションの微妙な違い。バルセロナはよりヒップホップ系?で「ちょっととんがっている」人が多い。マドリードはそれに比べておとなしめだ。

●まずはガウディのメジャーどころへ

 まずはカサ・バトリョFOTO。チケット売り場が行列になっている。さすがに日本人もチラホラ。久しぶりに日本人を見た気がする。なんでも屋上とマントルピースの部屋が見られるとかいう新しいコースができていて、10ユーロ。それと窓辺?とメインホール、バルコニーのコースが10ユーロ。両方まわると16ユーロ。16ユーロはどうかな??私の予定じゃあ、時間の配分から言って「ざっとまわる」程度なんだけど。結局、せこくメインホールコースだけにする。一人ずつテープレコーダーが貸し出されるが、英語でいろんな様式を説明されてもよくわからないので、ほとんど聞かず。中味はガウディらしい、曲線を多用したデザインFOTO、バルコニーのタイルFOTOなど、見応えあり。ふんふん♪、とさらに階上に上がっていこうとすると、係の人が「そこのセニョーラ、あなたは登れない」と制止される。テープをネックホルダーでその人のコースがわかるようになっていて、私のだとそれ以上上には行けないのだった。
 続いて歩いて5分ほどのカサ・ミラFOTOへ。ここもカサ・バトリョ同様、以前は非公開で、ただバスから眺めただけだった。エレベーターに登るまで妙に時間がかかったが、バトリョ邸より規模が大きいので、入ってしまえば混んでいない。同じガウディでもカラフルな装飾が施されたバトリョとはまた違い、こちらの方が少し無機質な感じ。ガウディに関する展示物が充実している。ここは屋上が楽しいFOTO。少し先にサグラダ・ファミリアも見える。最後は階段で下りたがそのデザインもモデルニスモを感じたFOTO

●みたかった病院とは?

 再びメトロでHospital SanPau駅へ。駅からすぐ、赤茶色の煉瓦の建築群が見えた。現役の病院らしく、救急口もある。正面玄関に立ちつくす。病院とはいってもなるほど、世界遺産に登録されただけのことはある芸術的な装飾。中央の建物はきわだって高く、「翼を広げた鶴」と形容されるとおり、その形は鳥が羽を広げたような感じだFOTO。シュロの木もよくあっている。
 ふと反対側を振り向くと、放射状にのびた道の延長線上にサグラダ・ファミリアが見えた。中に入ってまたもやその個性的な建物に立ちつくすFOTO。全部で48棟ある病棟はどれも違うデザイン。ガウディとライバルと言われたドメネクはまた違うモデルニスモの旗手だった。癒しの空間として、芸術が患者の心を癒す、という信念で設計されたという。薄いピンクやクリーム色などが使われFOTO、暖かみがある。点滴台を持った入院患者が家族と日向ぼっこをしながらおしゃべりしている。こんな病院なら散歩も楽しいだろうし、病室もきっと彩りがあって、リラックスできるだろう。日本にこんな個性的な病院はあるのかな。かなり敷地も広くFOTO、一つ一つ見るのも大変。最後に再びエントランスの建物を見学して後にした。あまり知られていないのか、さっきまでたくさん見かけた日本人は一人もいなかった。でも来る価値がある穴場のスポットと思う。

●敵地?カンプ・ノウへ

 もう3時近い。メトロで移動し、ホテルのそばにある「ナチュラル」というレストランに行ってみる。店に入ってすぐにサラダバーがあり通る度に気になっていたのだ。
サラダ、飲み物、メインなどすべてビュッフェ式になっている。お店のおじさんはトルコ系?か国籍不明。・・・ただメニューを言っているだけなのに、こちらの片言スペ語があまり通じない。 それでもサラダをたっぷり食べられて満足。
 隣のスーパーで買い出しをして、少し部屋でネットをしたりして気が付くと5時すぎ。やばい、バルサショップでリクエストのおみやげ買わなきゃ。ごっしーくんには「カンプノウは地味に1周するのに時間がかかる」と、警告を受けていた。駅で降りて、マフラーやユニを手に応援モードの人たちの後をついて歩く。5分ほどでカンプノウの「一部」にはついたのだが・・・ティエンダはどこ?
 周りを歩いていっても入口無し。いつのまにかスタジアムからどんどん遠ざかる。10分はあるいただろうか、ようやくファンでごった返すエリアに。ショップの袋を持った人を確認し、逆行するとでかいショップ発見。あまりにでかすぎて、何を選んだらよいやら。ようやく「バルサユニを着た熊のぬいぐるみ」「何かグッズ=マウスパッド」を選び終わる。が、レジでも大行列。うえええ。
 本当はこのままスタジアムに入りたいところだけど、ごっしーくんとは駅で待ち合わせなのだ。チケットを持っていないからしょうがないとはいえ、なんで駅にしてしまったんだろう、と恨み言をいいながら、またゲートをくぐって外へ。こちらからも別のメトロ駅があるはずなんだけど・・・わからん!ようやく大通りでタクシーを見つけたので、乗り込み、サンツ駅まで向かってもらう。待ち合わせの時間から遅れること5分。待ち合わせ場所にしていた椅子にいない。空港からの電車の乗り継ぎが悪ければ30分遅れる、といっていたが・・・やっぱり間に合わなかったのかな。しばらく待っているとごっしーくんが歩いてきた。私がまだいなかったので、先に荷物をコインロッカーに預けていたのだという。「やっぱ、ドイツ行かんでよかったよ!ビバ、太陽!」ドイツは気合いの入った寒さだったらしく、風邪悪化。
 もう一度駅へ行って、スタジアムに入る。さすがに首位、客の入りはいいFOTO。ゴール裏の2階席につくともう練習は終わっていて、選手の入場に。ちょうど例のバルサ、バルサ、バ〜ルサ♪コールが起こるところ。周りの人も大合唱。さすがに日本人もチラホラ。ピッチを背に写真を撮っている人がいた。サングラスをして。「なんでサングラス?」「あれがカッコイイとおもっとるんやろ!」「わからんな、60年代のセンスや」と私を見て笑う。「失礼な!私だって60年代は子供で記憶ない!(生れてはいたのだ・・・)」
 「あのボールボーイ、生意気」ゴール裏のボールボーイに憤るごっしーくん。敵チームのボールだとわざと拾いにいかないのだ。今日の試合はラシン・サンタンデール戦。私はもちろんカンプノウは初めてだけど、ごっしーくんは前に来ているのでときめかないらしい。なんとごっしーくんのMDは寒さのためか、ドイツで動かなくなってしまった。そんなところに明後日には行くのか・・・
 それぞれのテンションからあんまり写真を撮ることなく淡々と観戦FOTO・・調子があんまりよくない感じがしたとはいえ、終わってみれば3−0で完勝、やっぱり今シーズンのバルサは強い。

●熱狂、サン・マメス・・・に違いない

 粛々と撤収し、メトロに乗り、荷物のピックアップのためにいったんサンツ駅で降り、粛々とホテルに帰還。今夜は少し奮発して、かつて行ったことがある、魚介類がおいしいレストランでディナーでも、と思っていたものの・・・部屋でテレビをつけると、アスレティック−オサスナ戦が放送されている。結局これを見るために、再び「Natural」へ。ここはテイクアウトもあったことを思い出したのだ。お昼を食べたときと同じ、少しスペイン語が通じにくいおじさん。サラダやピザ、飲み物などを注文、部屋で食べながら観戦。
 あっという間に0-3にされて勝負あったかと思われたとき。奇跡の大逆転劇が始まった。あれよあれよ、という間に同点に追いつき、最後は途中交代で入った王子、ゲレーロのゴールで大逆転!サン・マメスはまさに興奮の坩堝!テレビで見てもこれだけ面白い試合だったんだろうから、生で見たらきっと・・・あのおじさん方も盛り上がったに違いない。結局、スペインで見た試合でこれがベストマッチ、といえるものだった。このカードは決してバカWOWはやらない日本では放送しないだろうから、やっぱりスペインにいてよかった。

本日の成果・世界遺産2つ!サッカー1試合!

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