Home>マニアへの道index>
第9日目>

 

1/21(第8日目) ブルゴスの午後

 

●国内の移動なのにパスポート?

 朝、近くのバルでカフェコンレチェと甘いクロワッサンで朝食。
 迷ったけどブルゴスに行くことにした。サン・セバスチャンは近いけど、おととい洪水のニュースをやっていたので避けた。ちょっとレサマには行きたい気もするけど、昨日のうちにビルバオ観光も終えたし、せっかくだから、ケルンの大聖堂に行く前に、同じドイツ人が設計したというブルゴスのカテドラルもみておかなきゃ、と思ったから。
 11時少し前、早めにバスターミナルに向かう。聞けばブルゴスからの帰りは8時30分。それでは時間があまりすぎるので、その前4時の便で買おうとクレジットカードを取り出すと・・・
「パサポルテ」と、かつて経験したことのないことを要求される。おばちゃんはニコリともせず写真がついたIDが必要なのだという。クレジットカードを疑っているのかと思い、お札を取り出しても「NO!」。じゃあ、ホテルにとりに戻るしかない。近いホテルにしておいて本当によかった。
 再びさきほどのおばちゃんの窓口に行き、パスポートを掲示。あんまりパスポートは持ち歩きたくなかったんだけど、しかたがない。慎重にパスポートの名前とクレジットカードを見比べる。単に日本人が珍しく、名前で判断できなかったからかもしれないし、これが不審者を警戒するバスクゆえなのかもしれない(そういえばメトロに警察犬を連れたお巡りさんとかがいたりする)。次のおばあさん、私のやりとりを見て「パサポルテが要るの?」と聞いている。おばちゃん「要らない。彼女は日本人だったから」という意味のことを言っていた。くそお。

●ピーカン!ブルゴス

 11:30、時間通りに発車、すぐ子供が主人公の他愛もない映画の上映がはじまる。おとといのバスと違い、イヤホンジャックなどはないので、有無を言わさず音声が流れる・・・迷惑だな、と思っている間に眠りについた。
起きた頃にはもうブルゴス。ビルバオの雨雲が嘘のような、ピーカン!
 でも私は知っているんだ。目的のカテドラルはちょうど私が滞在中、閉まっていることを。だったらなんのために往復4時間、400キロの道を行くんだ、と言われそうだけど・・・外観を撮ればいいか、と思ったわけです。いくら何でも8時30分まで時間がもたないのでは、と思ったし・・・ここから約60キロのところに一時期静かなブームになった「グレゴリアン・チャント」(私もCD持ってます)を唄う聖歌隊のサント・ドミンゴ・デ・シロスの修道院がありますが、バス便が1日1本のみで時間があわず・・・
 到着が1時25分だったので、念のためにカテドラルへダッシュしてみる。チケット売り場は開いてはいるが、係のおばちゃんはもう入れないという。教会自体は2時まで開いているんだから入れてくれても・・・エル・エスコリアルみたいなアバウトではなかった。
  幸い、旧市街の入口であるサンタマリア門内の博物館は開いていた・・・ってそれほど見るものはなかったけど、中世の秤?などが展示されている。学芸員のおじちゃんがやさしい笑顔で挨拶してくれた。
しかたがないので、サンタマリア門FOTOやカテドラルの周りFOTOをぐるぐるして撮影。ここもあまりにも巨大で近くではファインダーに収まらない。ただ青空と白いカテドラルのコントラストが美しいFOTO。今度は後ろガワから撮っているとFOTO、通りがかったおばちゃんが、「ここからじゃよくないわ、あそこからの方がきれい。アデランテ!」とアドバイス。「グラッシャス!」言われたからには再び正面へ・・・(意外に気を遣う日本人)
 続いて旧市街をブラブラ。さすがにシエスタ時なので2時すぎるとぱたっ、と人通りが途絶えてしまった。市庁舎のあるマジョール広場FOTOやアルランソン川にかかる橋のたもとにあるこの街に生まれた英雄、エルシド像FOTOなどを撮影していると、通りがかったおばちゃんが、「カメラは見られないようにコートの中に入れて歩いたほうがいいわよ」とアドバイス。ブルゴスにはお世話好きなおばさんが多いと見た。
  ここはもう一つの世界遺産、「サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路」のルートでもある。広場には、ホタテ貝を首にかけた巡礼者の像などがある(疲れ切った感じが妙にリアルFOTO)。それを見て、そうか、と思いつき、シエスタ時でも商売熱心に店を開けていたカテドラル前のおみやげ物やさんに入ってみる。探すとあった!サンチャゴ・デ・コンポステーラで買って、その後ブリュッセルまでの間に落としてしまっていた、xacobeoのキャラ、自転車バージョンピンバッジを再び購入したのだ。
 アルランソン川沿いの散歩道FOTOをブラブラ散歩したり、川の反対側から写真を撮ったりしてFOTO妙に満足した2時間30分、町中を歩き回って、最後の1時間はバルでコーヒーとクロワッサンを食べてバスターミナルへ。

●ビルバオ市内探索

 ビルバオ行きは満員。行きと同じ映画!おかげで何となく筋が頭に入ってしまった。オリジナルは英語でスペイン語に吹き替えられている。ぼーっと眺めながら、再び眠りにつく。
 さて2時間後、到着してホテルへ。どうにも部屋ではネットができないのが納得できない。まだ夕食には早いので、ネットカフェを探すことにした。部屋にあった電話帳からまずはおととい見つけられなかったバルを探し、電話番号と住所を控える。次に「インターネット」の項目からそれらしい会社の住所を書き出す。巻頭にある地図と照合して中心部に近いと思われるところを6軒ほどピックアップ。
 アバンド駅を降りて住所を便りに、通りを探し、次に番地を探してみる。ところが単にインターネット関連の会社?だったようで(カフェ、という欄はないんだもん)エウスカルテル社のショールームとか、結局お目当てのカフェは見つからず。
 あきらめたときたまたまLaCaixaを見つけたので、お金をおろすついでにバルサ戦の発券にトライ。(ちなみにむき出しのATMじゃなく、カードを通してじゃないと入れないブースで引き出せるので安全ではある)。おとといまではなかった、チケット発券のメニューがあって(日にちがきたから?)、そこをたどり、メモしていた予約番号を入力すると、2枚、ちょっと味気ないチケットが出てきて(窓口で買うと印刷されているLFPマークがない)無事発券。
 9時近くになり、目当てのバルを見つけて驚いた。店の外に人だかりができているのだ。お店の中は満員なので待っているらしい。・・・というかあきらめて外で一杯やっちゃおう、っていうノリ。ベビーカーを伴い、手にはワイングラスを持って立ちながらおしゃべりする人たちもいる。周りでは子供たちが銘々に遊んでいる。金曜日の夜だし、とにかく人気の店というからこの状況なのか。さすがに一人でワインを手に外で待つ根性はない。とっさに昨日ランチを食べたあのレストランの一角にあったバルを思い出した。おいしそうなピンチョスが並んでいたっけ。もしあの店が一杯でもあのあたりならバルかレストランもありそうだ。一度行った道なので、アバンド駅から橋を渡り、旧市街に入る。目指すバルをいったんは通り越して、隣に曲がってみると、ここでも中に入りきれなかった人たちが外でワインを片手におつまみをつまんでいる。やっぱり金曜日の夜だなあ。結局、昨日のバルに入ってみる。バルのスペースはカウンターだけなので、狭いけどピンチョスはおいしいそう!それに昨日のランチでおいしいことも確認済み。うれしいことにリオハワインが何種類かグラスで飲めてたった1ユーロ。赤を頼んだら香り高くてとてもおいしいワインだった。ほんとうにこの値段でいいのか、何度も黒板を確かめる。イワシやタコ、魚などいろんなピンチョスを頼む。希望すればパンも付く。カウンターのお兄さんとおじちゃんは忙しそうだけど感じがいい。2杯目は違うリオハを飲んでみた。1杯目の方が好きだったけどこれもオイシイ。あれこれつまんで8ユーロ。大満足じゃあ。
 橋のたもとにチュロスの出店があった。「イケルのチュロス屋」(ちなみにイケルというのはバスクの名前。イケル・カシージャスくんは両親がバスクに住んでいたことにちなんでつけられている)。名前が気に入りチョコがけチュロスを1つ買う。滅茶苦茶甘いのだろかと思いきや、コーティングされたチョコもチュロスもそれほど甘くなく、さくさくしていておいしい。ちょうどいいデザートになった。楽しかったビルバオの夜、これにて終了〜移動距離があったので結構疲れた・・・

本日の成果・世界遺産2つ!

←インデックスに戻る    再びバルセロナへ→

 

直接このページにきた方はこちらから脱出してください。

掲示板あります。
中国ネタばかりですが、サッカーネタも歓迎します。