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1/19(第6日目) ついにバスクへ!

 

早朝、転倒。
 6時30分起床。8時のバスに乗るためには7時20分にはホテルを出なくてはならない。しかもバスの始発は8時なので、タクシーを町から呼ぶか、歩きしかない。下りだし荷物も少ないので歩くことに(ぐえ)。7時過ぎとはいえ、あたりは真っ暗でまだ夜明け前。足下の暗い石畳の道をたびたび躓きながら下る。「段差があるよ」というごっしーくんの注意を聞くより一瞬早く、予期せぬ段差があって思い切り転倒。左足首をねじったあげく右の膝小僧をうち、680円の裏フリースがついたパンツに穴があいた。
 こうして8時発のバスに無事乗車。座席がちょっと狭いなあ・・・ここでエルコルテで買った革袋(飲みかけのワインを持ち運ぶのに便利)に入れて持ち歩いていたワインをあけてしまう。口のところが緩んでいたようだ。座席がワインくさくなり、再びごっしーくんにあきれられる。しゅん。行きと違い2台もバスがでる。しかも「エキスプレス」ではないはずなのに、途中で停車することなくノンストップで10時にマドリードへ。
 昨日のバスターミナルで降りて、ごっしーくんは荷物をピックアップするために南バスターミナルへ、私はビルバオ行きのバスが出るAvda.de Americaのバスターミナルへ。コンチネンタル・オート社の窓口でビルバオ行き切符を2枚買い、asとマルカを買ってごっしーくんが指定した待ち合わせポイントの椅子で待つ(いろんな空港、駅、バスターミナルに行っているので待ち合わせポイントを見取り図で書いてくれる。便利な子だ)。30分ほどでスーツケースと大きなリュックを持ったごっしーくん到着。

北へ! 

 コンチネンタル・オートのバスはなかなか快適、最前列で眺めもよい。時速100キロで快調に走る。車内ではドタバタ喜劇のビデオが流れている。希望者はイヤホンを買って(借りて?)見るのだ。
 隣の列にはきっちりした身なりの老婦人が2人。カバンを前に置いたままの姿勢で休憩場所になったLERMAまで2時間、微動だにせず。ちょっとした山脈を越えたあたりからだんだん天気が怪しくなる。
 LERMAのサービスエリアというよりコンチネンタル・オート社御用達バル兼ホテルで20分の休憩。ビルバオまで約400キロだからこのLERMAはちょうど真ん中。アルカーサルがなかなかきれいFOTO。他にもいろいろなバスが停まっていて出発間際になると「○○行きのバスが出るよ〜」と放送が入る。
 再びバスに乗り込む。ポケットに入れておいたはずのトイレの必需品、サニーナが見あたらないな〜と思い探していると、後ろ方の席にいた青年が届けてくれた。「これ、あなたの?」「Si!ありがとう!」「下に落ちていた。日本語だったからそうじゃないかと思った」日本語だってわかるところが偉いぞ!
 再びビルバオに向けて走り出した直後、少し離れた町に立派なカテドラルが見えた。道路の案内板からブルゴスだとわかる。やっぱり見に行かなくては?
 隣の老婦人、口をぱっくりあけて天を仰ぎながら寝ている。「天に召された・・・」。山間の道を走っているとき「ようこそ、バスクへ」の看板を通過。看板の地名もカステージャ語とまったく似ていないバスク語の二重表記になっている。いよいよバスクに入ったのだ。それとともに雨が本降りになり、路面は濡れている。カスティージャ地方の青空が嘘のようだ。

やってきました!「サン・マメス」

 時間通り3時45分、バスターミナル到着。ホテルのwebにあった通りの景色だ。確かホテルは通りの向こう側。バスターミナルとサン・マメスのメトロの駅は直結していて、すぐエスカレーターがある。ここを降りれば向こう側に渡れるのか?と思い、ずんずんとエスカレーターを降りたのはいいけど・・・予想に反して改札があるだけで、反対側の入口はない。戻るのもかったるい〜と思い、ふと見ればエレベーターが。それに乗って地上にでると、そこがホテルのある通りだった。で、難なくオスタル・サン・マメスが見つかった。駅からめちゃ近い!反対側にはサン・マメスのスタジアム。歩いて15秒、というのも納得。ホテルのブザーを押すと、オートロックのドアが開く。奥の階段を登るとレセプション。部屋は201号室。ついでに1泊余分にして、チェックアウトを22日にしたいという。PC上で空き部屋を確認して、なんなく変更された。明日から泊まるシングルの部屋は205号室、ということだった。
 webの写真に載っていた部屋のようで中は改装されていて、明るく清潔だし、なかなか広い。ダブルの「女王様ベッド」とシングルの「下僕ベッド」という構成なのもお誂え向きだ(もちろん私が女王様)。インターネット専門のモジュラージャックもあってネットもすんなりつながった!

行ってみました!「サン・マメス」

 ほんのちょっと休憩して、さっそく目と鼻の先のサン・マメスのスタジアムへ。スタジアム・オタクのスタジアムをまわる鉄則は「まず一周」。わりと無機質な感じのスタジアムFOTOの周りを歩くとチケット売り場があった。SOCIOの窓口だけが開いている。「プブリコは?」と聞くと「6時30分から」という。あと45分ぐらいだったので、引き続き「まず一周」。写真を撮りつつブラブラ一周して再びチケット売り場へ戻ってくると、まだ時間前なのになぜかプブリコ用の窓口が開いていた。「まだ時間は早いけどヒマだし、一般用もあけちゃおうか?」ってなノリに違いない。席は選び放題。ごっしーくんの、ゴール裏に期待してフォンド・スル12ユーロを購入。安い。
 隣にティエンダがあるので、のぞいてみる。目当ては噂のジェステのパンツ。http://www.athletic-club.net/shop.asp?ac=inicio&idi=1 (ちなみにこの写真、後ろのウルサイスの表情がとってもおもしろくて好き!)
 私は狙っていた「バスク仕様」のマフラーとレサマ攻撃用(つまりサインゲット用)のチームカラーTシャツ。レバハスで16ユーロ。ジェステのパンツはレジのおばちゃんの後ろに積まれていた。おばさん、すかさずパンツに注目しているのを察知して「ジェステ、ジェステ」と笑いかける。8.7ユーロは高いけど、一大ブーム?をスペインサッカー界に巻き起こしたパンツだけに買っておく。ごっしーくんも応援ソングCDと共にお買いあげ。 そのあと、ラ・カイシャのATMがあったのでトライするもなぜかクレジットカード自体受け付けられず、またもや未遂に。

おいしいバル攻撃、未遂に

 無事にチケットやグッズも購入したので、試合前にお腹を満たさねば。なにせ美食の国と言われるバスク地方。ピンチョスの本場でもある。おいしいものを食べないと後悔しそう。
 アバンド駅の近くにピンチョスのおいしいバルがあると聞いていたので、メトロでアバンドへ。(ビルバオのメトロはモダンなデザインで新しい。ただ10回券などはなく、旅行者によさそうなのは1日券のみ。)ところがアバンド駅周辺を歩き回ってもそれらしいバル「ラ・ビーニャ」は見つからない。せめて通りの名前でもわかっていればいいのだけど・・・雨は強くなったり弱くなったりしながら降り続けているし、寒い。そして見つけたのがシシカバブを店頭で焼いているバル「Cafe IRUNA」。あまりにおいしそうなので入ってみる。カウンターにはタパスがいくつか並んでいる。それとは別のコーナーでお肉が焼かれていてそこは別会計になっている(1本1ユーロ)。スパイスが利いて結構おいしい。ごっしーくんのセルベッサ1杯、ワイン2杯、ピンチョス(自己申告)4皿で9.55ユーロ。予定とは違ったけど満足。再びホテルに戻って雨観戦モードになって、サン・マメスへ。

おいしいバル攻撃、未遂に

 係のお兄さんはバスク特有の赤いベレー帽をかぶっていてなかなかかわいい。ただし、ボディーチェックはどこよりも厳重。例のワインを入れた袋は一時預かりになってしまった。アルコールは持ち込めないんだとか。
 asにあった先発予想メンバーをみて「う、ウルサイスでないんか!」「やっぱりコパ・デル・レイ要員か?相手は2部Bだし、なめているのか?LLORENTEって誰や?」・・・「ほ〜。カンテラっ子かいの〜?」スタジアムで配られている無料のレビスタにも名前すら載っていない。?スタジアムでは雨が強くなってきたためにギリギリまで屋根があるところで待機するファンがたくさんFOTO。さて席は「南」だけど熱狂的サポーター席はちょうど反対側の「北=ノルテ」だったFOTO。残念。
 試合の方は・・・なんていったって相手のランサロテは遙かカナリア諸島の、ランサロテ島にあるセグンダBチーム。ここまでよく勝ち上がりました、そしてビルバオにようこそ、という感じでたまに相手がボールを持っても抗議の指笛が鳴らされるわけでもなく、終始なごやかモード。といっても実は先週、その敵地でのんびりバカンス気分にひたってしまい、2−1で負けているから本気にならないと危ないんだけどなあ。
 が、しかし知らなかったのは私たちだけで?新星ジョレンテくん、なんとハットトリック!FOTO 。都合6点も入り、雨の中観戦していたサポーターは上機嫌だ。12ユーロで6得点だから1得点2ユーロ。これはお得なチケットになった。それに応援のかけ声が特徴があって面白かった。で、こんな雰囲気のスタジアムが唯一ブーイングしたのがマドリーが1点先制、というニュースが伝わったとき。そしてこの日の勝利以上に盛り上がったのは、ビジャレアルが1点を返し同点にした(つまり敗退)というニュースが伝わったときみんな本当にマドリーが嫌いなんだ。※残念ながら雨だったのであまり写真を撮っていません
 雨が降るので出待ちはせず、明日のレサマに賭ける。試合が終わっても歩いて帰れるホテル。やっぱりここにして正解だ。どこかで軽く一杯、という元気もなくこの日はさっさと撤収、就寝。
 

本日の成果・サッカー1試合。

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