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1/26(第13日目) 冬のオランダ

 

まわ〜る、まわ〜る、よ、ファンはまわる♪ (本文参照)

●旅のテーマソング「冬の稲妻」

  少しゆっくり眠る。前日、朝食は10時までなので9時30分には食べに行きたい、と主張する私と、「30分も朝食食べるの?ギリギリまで寝たい」とごっしー君との戦いの末、まず私だけ10時20分前にレストランへ。空いている席はあるけど、おばちゃんに指定されたのはすでに隣におじさんが座っている席。眠そうな顔のおじさんが黙々とパンを食べている。見ると空いている席は撤収中で、6人がけのそのテーブルだけがセッティングされている。片づかないので遅刻ギリギリの人は全員ここで食べないとだめらしい。しかも、ビュッフェ式の各お皿はどれも残り少ない。パンやサラダなど品切れのものはおばちゃんに頼んで出してもらう。ようやくかき集めて自分の分を確保したころにごっしー君が登場。続いてまた別のおじちゃんが登場。そしてまた一人。「あんたたちいつまで寝ているのよ〜、仕事が終わらないじゃないの〜」といいたげな、おばちゃんの冷たい視線のもと、罰ゲームみたいに遅刻者は全員横一列になって残り物を食べさせられるのでした。しかしここでおばちゃんに頼んで出してもらったオレンジジュースがおいしい!バレンシアで飲んだよりおいしい!チーズもおいしかった。パンは少し昼食用にお持ち帰り。
 チェックアウトして再び地下鉄で中央駅に行き、一路今回の最終地点アムステルダムを目指す。ごっしーくん、冬景色を見ながら、でてきたのが「冬の稲妻」。なんでこんな古い歌を知っているのかナゾだが、「あなたは稲妻のよーーおに」と歌っているうちにいつの間にか、「ライラ、ライラ、ララ〜」と、「チャンピオン」になってしまう。年の功で違う歌なのだと説明してあげる。「え?そうなんや!」ややなあ、ジェネレーション・ギャップや。それでも結局「あなたは稲妻のよーーおに♪ライラ、ライラ♪」がテーマソングに。

●最終地、アムス着

 同じ設計者なだけに東京駅とよく似たアムステルダム中央駅から300mほど、ロシア教会の裏側の小さな運河に沿ってフランス・ホテルがあった。駅からのこの至近距離は重要だ(明日の移動を思うと・・・)チェックインすると、私のサインを見て、「あなたのサインは素晴らしい!」とお兄さんにほめられる・・・って漢字の上手下手を見極めているとは思えないが。お兄さんの対応の感じもなかなかよい。「もしも部屋の掃除ができていなかったら言ってね」ん?
 最初からわかっていたけど、やはりここもシャワーのみ。で、トイレは「前穴式」。そいえばここも昨日のロッテルダムのホテルも前払いだった。オランダってそういうスタイルなのかな?部屋はまあまあ広い。

●五稜郭のモデル?ナールデン

 さて、限定されちゃったアムステルダムの滞在時間。本来ならアンネ・フランクの家、国立美術館、ゴッホ美術館っていうのが観光の目玉だけど、同行者は観光に元々興味ないので、私の一存で唯一アムステルダムにある(正確には郊外にある)世界遺産、「アムステルダムのディフェンス・ライン」に含まれている星形をした要塞都市、ナールデンという街に出かけることにした。観光局のウェブでもお勧めのスポットとして紹介されていたのだ。
 国鉄で中央駅から約20分、Naarden-Bussum駅に到着。136番のバスで旧市街に行ける、ということだったけど時間が合わなかったので歩くことにした。案内板に沿って15分ぐらい歩くと、緑深い森・・・なるほど「星形」であるかのような運河に沿ったあぜ道を行く。お壕に囲まれた土塁には砲台の跡が残っているFOTO。ここは17世紀の建設以来、強固な守りで知られる城砦都市で守りを破られたのは、後にも先にもナポレオン戦争の時の2回だけなんだそうだ。まさにアムステルダムを守るディフェンス・ラインの要所だったわけ。城門FOTOにはヨーロッパで最も良く修復された歴史都市に与えられる「ヨーロッパ・ノストラ賞」の記念プレートがはめ込まれていた。なんでも函館の五稜郭のモデルになったとかならないとか。それにかの地で活躍した榎本武揚がオランダ留学の経験があるのもなにか関係があるのかもしれないのだという。お濠の上にたって記念撮影FOTOをした後、街の中央部にある教会を目指す。・・といっても小さな街なので、あっという間に端から端まで行けてしまう感じ。お腹が減ったので軽く食べられそうな適当なレストランを探していると、ちょうど教会前の広場に面した、「mixit!」FOTOというかわいらしいお店から客が出てきたところだった。メニューを見るとそれほど高くなさそうだったので入る。やや暗めの店内には老夫婦と、かっちりスーツを着たビジネスマンたちが食事中。軽く、のつもりで注文したトーストセットもソースなどの飾り付けが凝っていて、ちょっとした感動。各テーブルには紫色のチューリップが飾られている。気が付いてみればランチを座って食べるのは久しぶりだったりして・・・ごっしーくん、隣のテーブルのおじいさんが食べていた牡蠣がとてもおいしそうだ、と頼むかどうか葛藤している。
 満足して、バス停に向かう。少し待って駅行きのバスがやってきた。晴れ渡った青空だったので気持ちいいショートトリップになった。駅のコンビニ?でホットチョコを飲む。う、温かくておいしい。

●ときめきのアレナ

 途中で乗り換えて、アヤックスのスタジアム、アレナへ向かう。巨大なスタジアムはスタジアムオタクではなくてもときめく。ごっしーくんは駅のホームから全体像を撮影FOTOしたりして、アドレナリン上昇中。まずはホールにあるチケット売り場で明日のチケットを購入。カードで払おうとするとIDを求められた。初めて、といっていいぐらい、慎重にサインと見比べられる。16:30のスタジアム・ツアーを予約して、まずはミュージアムへFOTO。スタジアムマニア、とくにスタジアム関係の展示を熱心に見学。私は歴代選手の写真の前で「お!知っている選手がいるぞお」とミーハー見学。続いてショップへ。ごっしーくんやっぱり応援歌のCDを購入。私はバルサショップに続いてブランちゃん用のミニユニフォームを購入。
 時間になったので集合場所のロビーに戻ると、スタジアムツアーは16:45開始に変更になった、とか。ここでごっしーくん、「ものすごいもの」を発見。世界中の代表的なスタジアムが載っている図鑑?イタリア語版とスペイン語版が見本誌で出ている。約20ユーロ。残念ながら英語版はないという。葛藤するうち時間がきた。
 集合時間に集まった人は私たちを含め6人。スコットランドから来たカップルと、おじいさんと小さな男の子。我々には英語を、おじいさんと孫にはオランダ語でお兄さんが説明してくれる(名前忘れた)。
 ピッチFOTOに立ったとき、同行していたお姉さんがデジカメで参加者をそれぞれ撮影。終わったときに出来上がっているので気に入ったら買ってくれればいいという。商売上手だ。
 アレナは「全天候型スタジアム」が売り。芝に風を送るため、巨大なファンが回っている。ファンは何個か質問するごっしーくん。「18です。芝にとって大切なのは3つあります。水と太陽と風・・」ピッチはこれまで43回貼り替えて・・・といった説明をメモするごっしーくん。屋根はピッチと同じ面積空いているという説明にうなるごっしーくん、目が輝く。屋根は35分で閉まるんだとか。最上部に上がってまた説明。ここは9階の高さがあるのだという。さらに放送ブースFOTO、セキュリティルームも公開、写真も撮り放題。駅からのアクセスの段階からアウェイ側サポーターが接触しないよう、完全に分けている工夫など、実に細かい説明。スタジアムオタク、説明を聞きのがさまいと集中して聞いている。プレスルームでは監督&ヒーロー選手になった気分で撮影FOTO。残念ながらロッカールームには入れなかったけど、かなり充実していたスタジアムツアーだった。
 戻るとホワイトボードにさっき撮った写真が特製フレーム(といっても紙製の)に入って飾られている。ところがかなり解像度が低いらしく、ジャギっている。自分たちのデジカメで撮影した方が数倍マシに撮れそうだけど記念ということで結局購入することにした。1枚3ユーロ。ごっしーくんは迷ったあげくさきほどのスタジアム図鑑のスペイン語版を購入。たまらないおみやげになったらしい。(他にスイスのバーゼルで買ったスタジアムのポスター)  ライトアップされたアレナFOTOを撮影して、ホテルに戻る。
  

●AZのホーム、アルクマール

 アムステルダムから30分ほどの街、アルクマールはチーズ市で有名なんだそうだけど、もちろん冬のこの時期は開かれていない。昨日と違って今日はフェイエサポーターと思われる若者グループが歌を歌いながらスタジアムに向かっているので、後をつけやすい。雪が凍結して所々ツルツル滑る。足場に注意しつつ、なるべく早足でスタジアムに向かう。途中結構立派な風車(ピートの風車というそうな)を横切り、歩くこと駅から約20分。続々とサポーターが駆けつけるスタジアムを発見。昨日ほどではないにしろ結構地味なスタジアムだFOTO。だけど、なんていったって、このAZ(アーゼット)はエールディビジ(オランダリーグ)ではあのPSVと熾烈な首位争いを演じているほど好調(がんばれ〜)。このままリーグ優勝したらCL出場するんである。今日は昨日同様、国内カップ戦だけど、相手は小野のいるフェイエだから強豪。ファンだって力が入るというもの。私もこのカードは期待していた。
 このカード人気のようで当日券はなし!しかしあらかじめごっしーくんがチームにメールを出していた。「チケットが欲しいんだけど、どうすればいいの?」10分後、「あなたのためにチケットを2枚確保しておいたから、当日引き換えにきてね〜」という返事が返ってきたのだそうだ。チケットがあるからには、ということで本日の観戦になったのだ。小さな窓口では本当に私たちのチケットが用意されていた。
 席は一応メインスタンド側。周りは白・赤基調のAZサポでいっぱい。子供がかぶっている赤白シマシマ帽子がとってもかわいいので、欲しくなるも・・・売店なし。スタジアムの周りにも出店とか見あたらなかったしなあ。ちなみにごっしーくんによると、男性トイレは壁のみ。CLで潤ったらスタジアムの改修もできるのにねえ。。(PSVは金持ちチームなのだ)かなり微妙な感じのマスコットもいるらしい。FOTO
 試合が始まってみると、昨日とは明らかにスピード、プレイのレベルが違う。AZ、うまいやんけ。だてに首位争いしていない。とくに2番の選手(スンません、名前わかりましぇん)がキレキレで前線になかなかいい上がりFOTO。だから周りも盛り上がる!もっともフェイエもさすがに強い。なかなかいい試合になりそうだ、と思っていたら・・・ AZのディフェンスがゴール前でハンドをしてしまい(ボールがたまたま当たっちゃった)一発レッドで退場。ひいい。ここでホームで負けるわけにいかない、と10人で粘りだすけど・・・なんと2枚目のイエローをもらいもう一人退場、11対9になってしまったのだああ。ただ守るしかなくなったAZはそれから見せ場もなく、結局フェイエに2点献上してしまった。 審判さん、これじゃ試合はぶち壊しですよ。とほほ。
 試合が終わって、駅まで戻る道を行きと変えて風車からまっすぐ行ってみると、旧市街に入り込んだ。ライトアップされた教会FOTOや街並みFOTOなどを撮影し、ちょっとした観光気分に。観光しすぎて電車に間に合わん・・・。おまけに道がわからなくなり、人に聞いてダッシュで駅へ。
 アムステルダム中央駅で翌日のブリュッセル行きを買おうとすると、なんとカードは使えず。しかも有人の窓口での購入だと割高になるのだ。かといってオランダ語だけの自動販売機は外国人にはかなり難しい。噂通り、オランダってケチなのだ。

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