Home>マニアへの道index>
第12日目>

 

1/24(第11日目) スペインからドイツへ

 

●タラーコの朝

  「ひでえ話」に見舞われた悪夢の夜があけて、8時起床。今日も快晴!豪快ないびきのごっしーくんを置いて9時、市内観光へ出発!インペリアル・タラーコ広場からのびるメインストリート、ランブラ・ノバを海に向かって歩き出す。道の真ん中は歩行者専用の道路になっていて、ちょうど朝日に向かって歩く感じで、気持ちいい散歩道FOTOだ。ミニコロッセオという感じFOTO。この娯楽施設をこんな見晴らしのいい、海辺FOTOに作るってローマ人はココロニクイ。フォールムFOTOなど、他のローマ遺跡にもちょっと立ち寄り、10時すぎ、ホテルに戻る。

●格安エアーでドイツへ

 パッキングをしつつごっしーくんを起こし、11時チェックアウト。ホテルのお兄さんに聞くとレウス空港までそれほど距離がないようなので、タクシーを呼んでもらうことにする。しばらくしてやってきたタクシーに乗り込む。あっという間に郊外にでた。10分ぐらいでレウス空港到着。空港というより、飛行場FOTO。さすが14ユーロの飛行機が使っているだけある。
 荷物は2人で計30キロまで。それほど重くはないと予想したものの・・・私のカイロが重かったのか、31キロ。通常なら許容範囲内だろうが、格安エアーは厳しい。たぶん「これが1キロぐらいだから」とごっしーくん、リュックの中からシャンプーなど洗面道具を入れた袋を取り出す。するとはかりはジャスト30キロ!お兄さんに「グッド!」とほめられる。 実はこの空港はごっしーくんでも初めて、中もちょいと古さを感じる作り。搭乗券はプラスチックの札FOTOで搭乗の時回収されて、席は自由席。徹底的にコスト削減しているのだ。ごっしーくんの話だと、研修費や制服も本人負担なんだそうだ。なにもかもちょいと新鮮なライアンエアーに乗って、一路ドイツへFOTO。さいなら、太陽と青空!「なんか機長のアナウンス、到着地の気温はマイナス・スリー・ディグリー・・って言っているんだけど?」「気のせい、空耳!」とごっしーくん否定。かなーりネガティブになる情報だった。しかもひと眠りして起きて見ると、下界は銀世界・・・

●「クララの街」

 「フランクフルト・ハーン」は一応フランクフルトとはいうものの、「新東京」が東京から遠く離れていると同じように(もっともメジャーな空港は近くだけど)フランクフルトとは名ばかりの場所にあるらしい。
 レウス空港よりは空港っぽい「(なんちゃってフランクフルト)ハーン空港」FOTOに到着。いきなり銀世界にくらーい気分に。さっきまであんなり周りでにぎやかに聞かれていたスペイン語も聞かれなくなった。ドイツ語圏である。「あいん・つばーい、どらい」・・・ほとんど「あーそいえば昔やっていたっけ?」程度のドイツ語しか覚えていないので、場数を踏んでいるごっしー君の方が頼りになる。それにどこかの国と違って、英語だって通じやすい。
 15:15分発のフランクフルト中心部行きのシャトルバスに乗る。途中、本物の方?の立派なフランクフルト空港もより、林の中を走っていると、ごっしーくん「あれがスタジアムや!」ととたんに目が輝き出す。木立の向こうに確かにスタジアムらしき建物が。へーえ。ちらりと見えただけなのに、「あれやと屋根は・・・」などとプロファイリングしている。恐れ入りました。

●や〜な感じのホテル

 ほどなくフランクフルト中央駅に到着。こっからホテルは目と鼻の先・・・SEX SHOPがやたら幅を利かせているちょっといかがわしい雰囲気のメインストリートを300mほど行くとホテルがあった。都会に来たな〜と思う。とはいえフランクフルトはまったく観光しないんだけど。
 ごっしーくんの話では結構いいホテルがディスカウントされていたので予約したらしいけど・・・「なんか部屋がないような雰囲気」「え???」Sorry、の一言もなく、ただ少し待つように言われる。仕方がないのでロビーのソファーに座り待機。
 延々とフロントの国籍不明(トルコ系?)のおっさん3人がなぜかフランス語で(聞かれてはまずい会話だからか?)相談中。時々、「部屋」、「朝食」などというフランス語の単語が聞こえてくる。10分はたっぷり待たされてようやくルームキーを渡された。またもやSorry、の一言もなくお愛想笑いもない。こんなホテル二度と来るもんか!寒いし、愛想ないし、まったくもってフランクフルトの印象最悪だあ。ハイジがアルプスに帰りたくなったわけもわかるよ???「スペインの太陽が恋しいって」・・・夢遊病になっちゃうから!

 で、部屋は普通のスタンダードなもの。みょう〜にバスタブがでかい。洗面所もけんかを売っているのか!と思うぐらい高くて、鏡には顔が上半分しか写らない。

 明日の移動の切符を駅に行って買うことにした。駅はたくさんの人で賑わっている。みんなでかい。移民が多い国柄なのか、トルコ系、中国系、いろんな屋台が出ている。インフォメーションのブースで明日の切符を買う。窓口のおじさんはイタリアとイギリス、フランスの国旗のバッジをつけている。スムーズにロッテルダムまでの切符が買えた。Good Job!といいたい。こういうのがドイツのいいところだと思うのだが、あのホテルは「指導」が必要だ!(ついでにスペインのRENFEも見習うように)
 帰りにホテルのすぐ近くにあるグリルチキン屋さんに寄る。スペインに比べて物価が高いけどここはドリンクとポテトとセットになって13ユーロ。値段も魅力だったけど、通りすがりにチキンがグルグル回ってこんがり焼かれているのを見て、猛烈に食欲をそそられたのだ。チキンを焼くお兄さんが威勢がいい。チキンは半羽まるごと。これにたっぷりのポテトフライ。今日はあまりろくに食べていなかったので温かい食べ物がうれしい。
ホテルで最大級の防寒装備になる。タイツに厚めの靴下(もちろん靴には靴用カイロ)、フリース地のパンツにナイロンのパンツを二重履き。膝には膝用ホカロン。ババシャツにセーター、フリースジャケットにダウンコート。もちろんカイロを2枚貼る。フリースのイヤーマフラーにニット帽。首もマフラーでぐるぐる巻きになっているので、首だけ動かすこともできず、雪だるま状態だ。見た目より防寒だ!
 で、再び国鉄駅から出発!2つめ、SportsFealdという名前の駅で下車。森の中まだ整備されていない砂利道を歩く。左手にライトアップされたスタジアムが見えてくるとごっしーくんのテンションが上がってくるFOTO
 とはいえ、地元フランクフルト「Eintracht」と対戦相手はどこだか知らず(チケット見てもどこがチーム名だかわからん・・・2部だし)。今夜は試合よりもW杯でも使われるスタジアムを見ることが目的なのだ。駅に降りると平日にもかかわらず続々とファンがマフラーを片手にスタジアムに向かっている。 チケット売り場は仮設のプレハブ小屋。一番安い席は13ユーロだった。これも仮設の売店で売られていた応援歌CDをごっしーくん、購入。「これはスタジアムで録音した歌入っている?」と聞くあたり、やっぱりマニアである(なかなか充実のCDだったとか)。 スタジアムはまだ建設中で、メインスタンド側はコンクリートがむきだしになっている。屋根も作りかけっぽいFOTO。だけどほどよくピッチが見えるし、ごっしーくんによると音響もいいとか。風も通るので合格点ということだ。しかし、この風通しのよさはこんな寒い日には応える。2部とはいえ、大都会のチームだけに結構熱いサポーターが熱い応援をしていて、ドイツらしいハタハタフリフリFOTO。隣に来た青年も旗持参。もっとも寒いから体を動かしていないとやってられねーべ、っていうノリのような気もする。チラチラの粉雪がいつの間にか本降り。さむーーーい。そんな女王様のためごっしーくんがハーフタイムにホットワインを差し入れFOTO。プラスティックの容器はデポジット制になっていて、返すと3ユーロのうち、2ユーロ戻ってくるんだとか。フランスで言えばヴァン・ショウ、ドイツ語では知らん!けど温かくておいしい。しかしほとんどの人はこの容器で飲んでいるのがビール。後半は煙害をさけて2階席の最前列に移動。結局この試合、1-0でなんとかフランクフルトが勝利し、地元ファンも大満足らしい。
 人がいなくなったあとに観客席のFRANKFURTという文字を撮るまでいたいというので、先にトイレに。女子トイレは利用者も少なく、きれいだった。こういう点のチェックも重要なのだ。
 帰り道はご機嫌のサポーターが終始唄いまくり。駅に着くと人混みで身動きできず。しかも大男たちに囲まれて前がまったく見えず、どこに進んでいるかもわからない。パッと視界が開けたかと思うと、電車が来ているようだ。切符は?と思ったが、ドイツではチケット代に電車賃が含まれていて?大量のサポーターを輸送するためにタダで中央駅まで帰れる仕組み。合理的なのだ。
 隣の車両はさらに陽気なサポーターが乗り込んだ。歌声が聞こえる。気が付くと車両が揺れている!地震ではなく、隣の車両のサポーターがみんな飛び跳ねて歌っているのだ。その揺れ方が尋常ではない。「アホや、こいつら」とうれしそうなごっしーくんは、動画でアホぶりを録画していた。ユーロのドイツアホサポを思い出す。でも憎めないというか、こういうのっていいな〜と思ってしまうあたり、わたしもかなりアホになってきたのか?フランクフルト、ひいてはドイツを嫌いになりそうだったけどこの試合を見たことでドイツのいい面(合理的な面、アホな面)も見られてそう悪い印象は持たずに済んだ。でもあのホテルには泊まらない!と誓う。
 ホテルの近くで買いだし。場所柄安めの商店はなさそう・・・と入ったのが中国系のスーパー。なんだか漢字が懐かしい。水を買って、前の客がそうしていたように、レジのおばちゃんに「謝謝a!」と挨拶すると、一瞬、おばちゃんがひるむ。「こいつ、中国人か?」と意外だったようで、中国語でおつりをいいながら、「謝謝」と返された。
 キングサイズのバスタブにつかって疲れを癒し、暖まる。明日も国境を越えて移動だもんね。

本日の成果・世界遺産1つ!サッカー1試合!

←インデックスに戻る    今度はオランダへ→

 

直接このページにきた方はこちらから脱出してください。

掲示板あります。
中国ネタばかりですが、サッカーネタも歓迎します。