No.204

たまゆらの女 周漁的火車

★★★

監督:孫周 出演:コン・リー レオン・カーフェイ 孫紅雷(どうでもいいけど、モロ文革期につけられた名前ッテカンジ・・・)

 ようやくBSで見ました。コン・リーと孫周監督とは「きれいなお母さん」のあと、2度目のコラボです。最初つながりがわからなくて混乱したけど、ひとつずつそれが糸のように繋がっていく。BGMも映像も中国映画というより、ヨーロッパの、少し哲学的な恋愛もの、といった雰囲気だった。同世代のコン・リー演じる「恋する周漁」の表情を見ていたら、この人も大女優になったなあ〜と妙に感心した。「紅いコーリャン」のころは、瑞々しい笑顔がごく自然に出ていた感じだったけど、今は演技でああゆう表情ができるんだなあ・・・と。よく考えればこの人の現代の、歳よりちょっと若めなファッションを見る機会ってそれほどなかった。意外な?その若さにハッとしたし、ちょっとセクシーなシーンでうーん、がんばっているなあと、うなった。
 なんで香港出身のレオン・カーフェイをキャスティングしたか、を考えて、結論。「ああゆう濡れ場?を演じられるのは大陸にはいない。やっぱりレオンだ!」ってことでなったのでは?
 さて、これを見ていると「三明」と「重陽」ってどれくらいの距離があるねん、とギモンに思うのは自然なこと。どちらも架空の街で、重陽は間違いなく重慶だろうけど、三明は雲南省なんだそうな。へえ。まあ、重慶と雲南省という位置を考えても「相当な」距離を週2日通っていたわけです。そして・・・さいはての、人が行きたがらない土地?としてチベットが出てきたのには複雑な思いがした。また周漁が乗ったバスの目的地「天水」は実際にある街。どこかロマンチックな地名から選んだのだろうか。

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