No.193

張美麗先生の脚 美麗的大脚

★★★★

監督:楊亜州 出演:ニー・ピン 袁泉

貧しい農村を舞台にした映画が今回立て続けにあった。寧夏で撮影したというこの作品では「水」がいかに大切か、様々なエピソードが語られている。とにかく「みずみずしい」ものがいっさいなく、見ている方も砂と埃をかぶるような感覚。とくに雷鳴を聞いてみんなが一斉に水瓶になるものを持ち、校庭に出る場面は胸に迫るものがあった。大河がめちゃめちゃいい味出している。青年時代はどうかしらんが、このままずっといけば枯れたいいじいさんになりそうな、素質あり?。北京であのシーンは感動した。ただ物語の展開がもう少し早いといいかも。張美麗(本人も言っていたけど、いかにもな名前だなあ)先生はいいとして、夏雨(これも象徴的な名前だなあ)の心理描写がもっとあってもいい気がした。それでも砂だらけになった夏雨の表情は印象的だった。袁泉はこの作品でブレイクしたらしい。

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