No.63

祝福  

★★★1/2 
監督:桑孤 出演:白楊

 魯迅の名作を映画化したもので、主演は当時の中国を代表する女優だった白楊。撮影されたのは彼女が36歳のころと後で知り、ちょっとびっくり(妙に老けている)。さてお話は、自殺未遂をしてまで強制的な再婚(売買婚)を拒否したのに、意外とやさしい夫。次の場面 ではいきなりつわりになっていたりして、シアワセだった主人公。それが一転してこれでもか、という不幸の連続。かわいい一人息子がオオカミにさらわれ、さらに夫も亡くしてしまうなんて、あんまり。それからの彼女の苦難の生活といったら・・・。古い因習故に善良で勤勉な女性も不幸な一生を送らなければならなかった、と最後にナレーションがある。「もっともこれは少し前のことではあるが」と結ばれ、「だから今(解放後)の中国はいい社会」という論法が読みとれる。「舞台姉妹」とみるとその関連性がよくわかっていいです。

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