No.196

林商店 (林家舗子)
★★★1/2

監督:水華 出演:謝添

 1959年の作品。原作は魯迅の弟子の茅盾。江南で正直に商いをしていた林商店。戦時下で生き残るためには時には賄賂を贈ったり、非道なこともしなければならない。それが見ていて切ない。林商店の主人は根は誠実な人なのに強い人には平身低頭で接し、弱い人には無情・・・。こんな時代でなければ商才ある人として成功していたかもしれないのに、と世の矛盾を感じたりする。おまけにエンディングがつらい。結局解放前はこんなひどい世の中だったんだ、と格好のプロパガンダになっている気がする。・・・実はこれが批判され、文革の口火となった作品なんだけど。(2004.8.25)

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