No.206

2046  

★★★★

監督:ウォン・カーワイ 撮影:クリストファー・ドイル 
主演:トニー・レオン 木村拓哉 コン・リー フェイ・ウォン チャン・ツィイー カリーナ・ラウ  マギー・チャン(特別出演)

 登場人物もシンクロしているし、この作品が『花様年華』の続編であることは監督も認めているところです。が、しかしなぜかここでのトニー・レオンは女狂いで次々女を泣かす。『花様年華』のストイックまでな男性と、性格が違っている!!いや、あの反動なのか?別の顔なのか?
 1967年にかかれた2046年の不思議な世界・・・とでも書けばいいのか、もちろんストーリーはあるのだが、いつものように、あってなきがごとし。いっそ私のようにほとんどなんの知識もなく見たほうが楽しめたかもしれない。
 楽しみ方はやっぱり「映像美」を味わう。1枚1枚切り取ってアートなポストカードにしたい、っていう感じです。それは『花様年華』と共通しています。
 とにかくこれまでの彼の作品に出た主なスターを使い、あとは中国大陸の「歴代チャン・イーモウに見出された女優」が出てくるのも興味ある共演です。あと足りないのは・・・そう、レスリー・チャンぐらい(泣)。私はこの作品で初めてチャン・ツィイーの「色香」「存在感」を感じました(今までは?だったんだけど)。チャイナドレスの足のスリットなんか、ごっくんきちゃいます(おやじか、私は?)
 キムタクがカーウァイ作品に出たことで注目されたけど、むしろ彼は端役。あと目立ったのが、フェイ・ウォン。彼女のアンニュイな、不思議な魅力が年とともに熟成された感がある。たどたどしい日本語を話している姿なんか、いいです。
 トニー・レオンも渋い魅力が増したのね、と関心。その点、キムタクは中途半端だったかな、と思うような、ちょっと損な使われ方でした。
 「2046」『花様年華』片方しか見ていない人は、ぜひもう片方を見てください。私ももう一度『花様年華』を見てみようと思います。 (2005.11.1)

 

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