No.137

ふたりの人魚  (蘇州河)

★★★
監督:ロウ・イエ(デッド・エンド)出演:ジョウ・シュン(始皇帝暗殺

 ビデオ撮影をしている「僕」を通して語られるマーダーとメイメイの恋物語。マーダーに裏切られたと知ったときのメイメイの表情は印象的。「愛しているなら私を捜して」の言葉を残し、蘇州河に身を投げるメイメイ。紆余曲折を経てマーダーとメイメイは再会するのだけど・・・ちょっと意外な展開だったかな。見終わって切ない気分になりました。
  上海の暗黒部分を描いたような映画、よく中国でできたな、と思えばインデペンド系だけにドイツ、日本との合作で制作された作品だそう。だから本国での上映予定はたっていないとか?確かにインデペンド系の香り、漂うわ〜。ムーダン(メイメイと二役)のお着替えシーンとか中国にしてはきわどいものね。主演のジョウ・シュンは『始皇帝暗殺』の冒頭に出てくる、盲目の少女役をやった人、といえばぼんやりイメージが浮かんでくるでしょうか。無邪気な高校生のメイメイ、ちょっと影のあるナゾの女ムーダンという極端な二役をうまくこなしている感じ。他にもこれからフルーツ・チャン監督の「香港ハリウッド」他、映画の主演を何本もしているとかで、これから日本でももっと知られるようになるかも。

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