NO.140

Hole  (洞)

★1/2
監督:蔡明亮 出演:楊貴媚( 恋人たちの食卓
 でた!久しぶりの「?」作。セリフが少なく、たんたんと映像が流れていく→眠いという構図は「愛情萬歳」と同じ。で私はガンガン早送りをしたためにわずか1時間ほどで見終わってしまった。もちろん、これをストーリーを求める映画としてではなく、前衛的なパフォーマンスだと思えば面 白い作品かもしれませんが(なんで途中で「ミュージカル」になるのか、考えても無駄 だろうけどよくわかんない)。
でも好きかキライかと言えば「キライ」。穴が空いてしまった階上と階下に住む男女の生活は、自然なありのままの姿かもしれないけど、あんまり映像として見たくないようなリアルさがいやなの。しかもワンカットが長い!だから早送りしたくなる。2000年の少し前の世紀末、「台湾ウィルス」というナゾの伝染病が流行する、という設定はユニークではありますがね。それとラスト、穴から引き上げられる女。そこは象徴的でもあり、きっと最も蔡明亮が伝えたかったところだとは思うけど、どうやら私は蔡明亮とは相性が悪そうなので、考えるのをやめます。ところで楊貴媚っていろんな役ができる女優だなあ。(2001.4.25)

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