No.8

★★★1/2 

監督:陳西禾 葉明 出演:魏鶴静 孫道臨

巴金の名作「激流」三部作のうち「家」を映画化したもの。1956年の作品。愛を語らう男女のわざとらしい演技もまた新鮮に映る。長兄である覚新は家の犠牲になり、恋人と別 れ、望まぬ結婚をします。迎えた妻と仲睦まじく暮らすのですが、そこへ元恋人が。懊悩する長兄。やがて元恋人は病死、妻も産後死んでしまいます 。一方、三男の方も使用人である恋人がいるのですが、無理矢理ある実力者の妾に迎えられることになり、それを拒んで自殺・・・と、まあ、「家」の名のもと、たいてい被害に遭うのは女性なのです。三男はこうした状況を変えるべく、家を出て、希望に燃えて上海へと長江を下っていくところで映画は終わります。なんだか予定調和という感じでもありますが昔の古い映画ならではの味わいがあって、結構楽しめました。(2001.11.24 現代中国映画上映会にて)

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