No.16

栄光のフォワードNo.9 女子サッカーに捧げる (女足9号)
★★★

監督:謝晋(芙蓉鎮他) 出演:伍宇娟 周里京

 な、なんか原題がすごいけど「女足」とは「女子足球=女子サッカー」の略です。不幸にも?yantianはちょっとフォワードにうるさいんです。(その証はぜひこちらを)正直いうとあんまりすごいシュートを打たなさそうな女優さんだったので、★が少なめになってしまったのでした。じゃあ、少林サッカーはどうだよ、といえば、あれは完全なエンターテイメントの世界なので、別 にどうということもなかったのでした。(こういうところが、あくまでもyantianの主観で見た評価、ということでお許しください。)
 かつて黄金の右脚といわれた女子サッカー選手が、出産後、夫の反対を押し切って選手として復帰する話。たしか女子サッカーって中国ではわりと盛んだったと思うけど、それでもこういう苦労があるのね。上映前にこの映画の指導をした日本の女子サッカーLリーグの事務局長さんと選手の方が挨拶されました。実際、日本でも大変らしいです。「無料ですので見に来てください」と何回も言われました。
 巨匠となった 謝晋監督がこの新しいテーマに取り組んだ、意欲は買うのだけど、ちょっと全体に「浅い」感がありました。いくらなんでもさ、あのダンナはないんじゃない?ステレオタイプというか、わざと憎たらしいキャラにしたのかな、なんて考えてしまう。あまり心情がリアリティを持って伝わってこない・・・。他の選手のキャラももっと誇張するならする、もっと現実的にするならする、どっちかにしてほしかった。つまり、ドキュメンタリー風女子サッカースポ魂映画にするのか、少林サッカー路線にするのか(いくらなんでも謝晋監督はしなかっただろうけど)。なんだか中途半端に最後まで行ってしまった感じ。ただ主人公のティエン(tian=田らしい)の田舎でのシーンにはしんみりした。やっぱりこういう世界を描いた方が謝晋監督って上手いのではないでしょうか。
(2002.7.27)

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