Home>闘病記?top>
再入院>

 

退院後「梅ジローとの蜜月編」 11月以降はこちら→


●ついに迎えた退院!
 
9/29 朝、いつもどおり目が覚め、さっさと荷造り。朝食前にM尾先生が一週間ぶりに顔をみせる。(アメリカに旅行に行く、って言っていたもんね)「旅行どうでした?」「あ、ボクのことなんかいいですから」「今日退院なんです!」というと「よかったですね〜。バレンシア戦、レアル大変だったようですね。早く治してラウールの応援に行ってあげてくださいね。」もとよりそのつもり。
「それはそうと、お尻の運動、聞いています?」「え?」「聞いていないの?あ〜今日会えてよかった」なんでもこの後、普通の肛門につなげたときも、長い間使っていなかったことで肛門の筋肉が衰えてしまい、ひどい場合には垂れ流し状態になってしまうとか(それじゃストマと同じ!いや、もっとたちが悪い)。そのために普段からお尻の穴をきゅ、きゅ、と締める運動をしていると、肛門の「随意筋」を鍛えることができ、その後の経過がまったく違ってくるとか。「変な話ですけどね」「いいえ、聞いておいてよかった。じゃ、お尻、きゅっ、きゅっ、ですね!」
 院長回診で、隣の人に例の「畑ネタ」。つきそいの家族共々話をきくのは初めてらしいので、うけている。なので院長も乗ってしまい、長い長い。
 ところでこのお隣さん、私が洗面コーナーに行っている間に私の仕切のカーテンを勝手にあけ、窓を開けていてびっくり。また見舞いの人と「狭い空間はやだわ、いつも広いところに住んでいるから。狭いところに元々住んでいる人がうらやましいわ」と言っている。なーにがいいたいんだろうか、そんなに嫌なら個室に行けばいいじゃん!だいたい夜中にやってきてこっちは睡眠を妨害されたんだ。むかついたけどもう退院だからいいや。
 荷造りはキルケさんが来る前にだいたい終わらせ、着替えもすませておく。4週間ぶりにメイク。キルケさんがきて、当然靴を持ってきてくれたと思ったら、「え?私持って帰っていないよ」。いそいでマダムに電話し途中のスーパーで適当なものを買ってきてもらう。わざわざ仕事の合間に「花束おじさん」も駆けつけ、車で送ってくれることに。会計・手続きを待って、「退院許可書」が渡された。退院時処方の薬を待って、最後に「外来で院長のお話を聞いて帰ってください」。まだあるのか・・・でもいろんな人に退院おめでとう、と言われるたびにちょっとうるうるしてしまう。
 1階の外来に降りると、ほどなくして呼ばれる。よくかめば何を食べてもいいし、重いものを持ったりしなければ何をしてもよいとか。「仕事もどんどん復帰しろ。今日ワインで乾杯してもいい」。11月末ごろ検査をしてみて、よければ12月のはじめに梅ジローを閉鎖する手術、2週間ぐらい入院して、できればクリスマスには普通の体に、「正月は晴れ着を着させてやりたい」ということだった。
 キルケさんがデジカメでM院長とのツーショットを撮影してくれた。忘れず「畑」のネタなど、改めて拝聴することに。(何回目だ?やはりその時間が長い)「一番いい食べ物を教えてやろう」というので、真顔で聞くと、「人を食うことだよ。わはは」とにかく、笑顔で、明るく前向きに過ごせ、というのがM院長のメッセージだった。結局お酒でも、行動でもやりたいことをがまんせずに、ストレス貯めずに生きろ、という考えなのだろう。どうも変わっているけど、こういうキャラの人で私にはよかった、と思う。
 車で15分ほどで自宅着。4週間ぶりの我が家は確かにきれいになっていた。とくにお風呂場は「カビキラー」を4本使った、というだけあってピカピカ。「引っ越した当初はこうだったはずだよ」とキルケさんに言われる。すみません。
「超特上」の寿司を注文。院長のいうワインではなく、烏龍茶で乾杯。それからマダムOは着替えて、いる、いらない、を私に確認して、いるものは整理ダンスへ、いらないものはゴミ入れに。ものすごいピッチで掃除をしていく。「どうして手袋がいつも片方しかないの?」そのたびに大笑い。お腹が・・・一番の難敵だった「押入2階部分」をきれいにした。「ここ掃除したの、引っ越ししてから初めて」「って、いったい何年前の話なのよ!!」
 キルケさんが「ふれあい広場」から帰宅。梅ジローのカバーのサンプルも借りてきてくれた。つけてみると、むきだしにならないし、固定されて不安もなく梅ジローをつけてられる感じがした。それと円座。ビーズクッションでとっても座り心地がいい。
 夜、外科のナースステーションに電話すると確かに「ロットの黒いスニーカー」はあるという。次に外来で行ったときに取りに行くことにした。結局310から308に引っ越したときに見落とされ、ずっと310におかれていたらしい。


●手のかかるパートナー、梅ジロー
9/ 30 復帰第一日目。保険会社やケーブルテレビなど、電話連絡が必要なところに電話。今日はイトーヨーカドーまで行ってお買い物、が目標。
 バスにすんでのところで乗れなかった。いつもならダッシュして楽々間に合ったのに、走れない。だいたい、この調子だと自転車にいつになったら乗れるんだろうか。
 ヨーカドーでは買い物したものの宅配サービスがあるので、これを機会に水や米など重いものをいろいろ買ってみたのだが・・レジ台にカゴを乗せられない!カートに戻すこともできない。「すみません、ちょっと重いものがもてないんで」結局レジのおばちゃんにやってもらった。夜、荷物が届く。これで315円はおとくかも。
 パウチの交換、やっぱり大変。お風呂場とトイレとを行ったり来たり。病院では看護婦さんのフォローもあったし、それなりの設備もやりやすいようになっていた。どこでどうやるのが効率よく、快適にできるかこれからの課題だ。
 ネットでお尻の運動のことをしらべたら「骨盤底筋体操」というものを発見。尿失禁にも有効な体操らしい。女性は出産などで結構これに悩んでいる人が多いそうだが、かなり効果があるという。5秒間お尻の筋肉を締めて緩める運動を20セット、5つのポーズでやる。なかなかきつい。ところがいったん床に仰向けになると、なかなか起きあがれない。ひっくり返った亀の気分。

10/1 朝K社に電話し、一度事務所に行ってみることに。とくに電車の中で「なにかトラブルが起きないだろうか」と気になったけど、なんとか無事に行って帰ってこられたので、まずは一安心。
 夕方「ふれあい広場」の人から電話。注文したカバーやフランジを剥がすときのリムーバーが入り、近くまできているので今から届けるという。思ったより早くカバーが手に入り、うれしかった。これで外出時かなり安心できる。
 遅れていた生理がよりにもよってパウチの交換時に始まって大忙し。自分の体に「もう少し気を使ってくれ!」といいたくなる。ふだんあまり感じない生理痛に苦しむ。遅れた分、ひどくなっているのだ。やれやれ!

10/2 バカだ、と言われようが、CLのライブ中継を朝3時30分に起きて、見る。末広亭だってきっといい、というはず。眠いけどライブで見られるうれしさが勝る。ケガだったラウールも後半終了間際、出てきた。
 終了後、燃えるゴミの袋を捨てに行く。服がたくさん入っている袋など、結構重い。ベランダにもあったので、結局6往復、7袋捨てる。動いて力が入ったからか、ストマが少し痛くなったので休むことに。明日の不燃ゴミは誰かに助けてもらわないと無理そう。だけど平日の朝だし・・・しかしゴミを捨てないと、なかなか片づいていかないし悩むところ。
 生理痛で昼間何時間か横になる。横になってもつらい。薬を安易に飲むのもよくなさそうなので我慢してみる。
 夕方落ち着いたので歩いてウォシュレットを注文しにヨーカドーへ。INAXので工事費などを入れても5万円でおつりがきた。今あれば助かるけど仕方がない。
 夜に退院後、初めて自分でフランジを交換。つまり一大イベントだ。
 徐々にフランジが下にずれていたので不安だったけど、とにかく4日間は我慢した。先にお風呂に・・・と思ったら、なんとフランジがずれてストマの上にかぶさっているではないか!これはまずい、と緊急交換。もおお風呂どころではない。これをNさんが貼ったとき、大丈夫かかなり不安だったけど、その不安は的中した。毎日下にずれて行っている時点で替えるべきだった。家にいたときで本当によかったのだけど。
 昨日手に入ったリムーバーのおかげでスムーズにフランジははがれた。しかしずれのためか、梅ジローは上下に長くなった感じがする。それにフランジを貼ってあったところは赤く、腫れ上がっている。(ほんとにドレッシング剤、って効いたのかな)すぐにその部分を石けんをつけて洗う。そういえばここの部分を洗うのは手術以来、初めて。フランジやドレッシング剤の溶剤がけっこう頑固にこびりついている。何度も何度も石けんをつけ、タオルでそっとふいたり、指でこすったり。しばらくするとポロポロと白いものが出てくる。アカ?そういえば傷口の周りは怖くて洗っていなかったせいか、そこも同じようにこするとアカが出てくる。うえー。こんな皮膚だったら、かぶれるのは当たり前かもしれない。とにかくできるだけこすり落とす。そんなことをしている最中にも時々梅ジローからうんちょすが出てくるので、シャワーで落とす。それにお風呂に入ろうと思っていたところなので寒い。やれやれ。だいたいきれいになったので、今度は乾いた布で周囲を拭いて乾燥させる。
 で、ゲージでなんとなく寸法を測り(やっぱり上下に長くなっている)、はさみで切って、慎重にフランジを装着。この出来不出来がこの後何日間の快適さを左右する。しかも一度貼ってしまうとやり直しができない。フランジは1枚あたり600円ぐらいする。ドレッシング剤は、今回のずれにこりて、本当に赤い湿疹が目立つ下の部分だけ貼ることにした。やや梅ジローとフランジの間に隙間がある部分ができたけど、大丈夫そう。今度この隙間を埋めるパテを買っておこう(ここにうんちょすがつくと、かぶれの原因になるらしい)。また、かなりお腹をピンとはった状態で貼ったので、普通にかがむとしわがよるところがある・・・まだまだ慣れないといろんなことが心配になる。すべての作業を立ったままでやったので(結局お風呂場でやる以上、こうするしかない)かなり疲れた。1時間も立っていたことになる。しかも生理だったので・・・神経をすり減らしてしまった。
 30分ほどして、テレビの「スペイン語会話」がはじまったけど、猛烈な生理痛に襲われ、即寝ることにする。こんなの今までにはなかったのに。やっぱり体は手術でそうとうリズムを崩しているらしい。

10/3 半蔵門の仕事先へ。みんなに「おかえりなさい」と温かい言葉をかけられうれしかった。梅ジローも昨日までのつっぱる感じなどがなく、調子がいいようでホッとした。
 夜、なんとなくケーブルテレビの「Jスポーツ」で放送している「ヴェルタ・ア・エスパーニャ」をつけてみる。なんと私のひいきにしていたイシドロちゃん(イシドロ・ノサル)が総合トップに。とはいえどうやらチームTTの貯金で気がついてみれば1位ということらしい。久しぶりにイシドロちゃんを見られ、しかもブエルタを見る楽しみが出来てうれしい。


10/4 3カ月ぶりのスペイン語の授業再開。先生が夏休み中、どこに行った?という質問をしてきたので迷うが「en hospital」(病院に)という。どうして?なんて聞かれ、本との病名などをいうと深刻な雰囲気になってしまうので(ただでさえなっていた)「スペイン語でどういうかわからないから」と誤魔化す。久しぶりの頭の体操に疲れた。
 授業が終わって、本当の目的?ごっしーくんに会う。再びヨーロッパサッカー観戦旅行に出かけていたごっしーくんのおみやげ、最高。しばらくニタニタ笑いができる材料がたくさん!再入院の時にまたヒマだろうから辞書を持ち込んで訳してみよう(>それまでやらないのか?)
 さて、朝でかけるときに少し見ていたブエルタの正念場、個人タイムトライアルの録画を見る。なんとイシドロちゃんが大爆走。2位に1分以上の差をつけて、ぶっちぎりで優勝してしまったのだ。もちろん総合でも「黄金のジャージ」を守った!ゴール後は魂が抜けたようになっていたイシドロちゃん。その姿は結構感動的ですごく勇気づけられた。地味なアシストのイシドロちゃんが・・うるうる。
 しかも夜、続く第5ステージの放送があった。いよいよピレネーにいどむ山岳ステージ。タイムトライアル以上に、イシドロちゃんが得意ではない山岳。いよいよ「黄金のジャージ」にさようならね・・・と思っていたら。エースのアシストとして、無茶に走った後、自分はヘロヘロになりながらなんとかゴール。すんでのところでリーダージャージも守った。その憔悴しきった表情にまたまた感動。ありがとう。入院中はラウールに、退院後はイシドロちゃんに励まされている。


10/5 シャワートイレの取付工事。1日も早くつけたかった!ところが古い構造で、配水管がむき出しになっているうちのトイレ。それがじゃまになり、水道管が届かないことがわかった。しかも日曜なのでメーカーにも問い合わせできず、部品が調達できず。便座は取り付けたものの、シャワートイレの機能は使えないことに。なんて不運なんだろう。しかもちゃんと部品が来るまで、便座は冷たいまま。ひええ。座るたびにびっくり。むしろアメニティ後退。
 今日も夜、イシドロちゃんの走りに感動。リーダージャージを着ながらあくまで自分はアシストであるという働き。その滅私奉公?な姿は、日本人の感情に訴えかける。

10/6 美容院に。病名は隠して入院ネタを提供。しかし2時間以上、トイレに行けないという状況は思ったより心理的なプレッシャーだった。結果的にはそう大したことはないが、とんでもない状況になっていたら、と思うと余裕がなくなってしまう。ガス抜きフィルターの必要性を実感。帰ってから注文する。

10/7 8月まで通っていた半蔵門の仕事先へ正式?復帰。お尻が痛くて座っていることがつらかった。1カ月ぶりにメルマガを発行。やっぱり?私のいない9月はアクセスが少なかったようだ。少しは存在価値がアピールできただろうか?
 ネットによると、イシドロちゃんの監督が新しいチームを作るとかで、オンセの選手はほぼそこへ移籍することになりそう。スポンサーのメドもたっているらしい。イシドロちゃんもなんとか安泰のようで、心配事がひとつなくなった。やっぱりあの活躍も大きかったのだと思う。

10/8 H夫人が名古屋からやってきた。実は旦那さんのお父さんが膵臓ガンで入院することになったとか。おしゃべりに気も紛れた。フランジ交換。1回目より早く、うまくできた?

10/9 待望のシャワートイレがついた。トイレタイムが快適に、なるかな?
夕方本当に久しぶりに近くの公園に歩きに行った。
 いつもはガンガン追い抜いていくのだけど、今日は多くのウォーカーに追い抜かれた。自分では早く歩いているつもりだったけどやっぱりゆっくりだったみたい。
最盛期は9周したり、走ったりしていたもんだが2周してやめた。 まあ、あせらず、ポコ・ア・ポコで行こう。とにかく次の手術のために体調はできるだけ戻しておきたい。

●そして「畑に除草剤をまく」

10/10 退院後初めて病院に行った。久しぶりの院長は顔を見るなり
「拉致・誘拐されてないか?」
「あれはもっと若い子たちです!」(だいたいされていたらこれないぞ!)
「いや、暗いところだとわからないからな。十分女子高生でも行けるぞ」
そんないつもの軽口の会話が続き
「薬、新しいの出しておくからな!」
・・・調剤薬局で待つわ、待つわ。30人くらいに追い越された。 で、ナゾの薬。
「主治医から何も聞いていませんか?」
「何の薬なんですか」
「いろいろな症状に効く薬で」
「だから何です?何もわからないのに飲むんですか?」
「抗ガン剤なんですけど・・・」
もお、先生、出すなら出すって言ってよ。 そういや退院後に抗ガン剤の話はでていたけどね。何も副作用がありませんように。
 ところで待っている間、ある患者さんに「おれも28年間、若いモンにも言っているが、患者さんを不安にさせることは絶対言わないようにしている。不安なことを言われただけで人は病気になるもんだ」と語っておった。その患者さんが最初にかかった開業医の不用意な言葉でえらくネガティブになっているので一喝していたよう。
 そういえばここでは前向き(すぎるかもしれないけど)な情報しか言ってもらっていない。M尾先生のぼうくん中の励ましとかを思い出す。それで抗ガン剤も憂鬱になる前にこっそり投与、なのかなあ。聞けば教えてくれるけど(何でも聞いて、とは言われている)逆に患者が不安に思うようなことは言われない。自分でもいろいろ疑問点を聞けるようにお勉強しなくちゃね。
 抗ガン剤は院長いうところの「除草剤」。効き目はあるが、土にダメージもある。受け入れるしかない。
 イシドロちゃん、個人TTでまた勝った。やっぱりはでなパフォーマンスはなかったけど今度はゴールで監督に抱きつき男泣き。今回のイシドロちゃんの大化け、すごく励まされている

※処方された抗ガン剤はユーエフティEというもの。他にラックビー(整腸剤)タンニン酸アルブミン(下痢止め)

10/11 スペイン語が終わって、昼食を食べようとしたら、喉になにかひっかかったようなムカつき感。それにお腹がちっとも減っていない。これが副作用なのかな・・・その後、ガンの特効薬と言われる漢方薬をとりにk社へ。自腹ではとても手の出せない、高いもの。さらに中国映画上映会へ。お茶を飲むと少しムカつきがおさまった。長時間の外出になったが、トラブルもなく無事に帰宅。

10/12 朝からムカつき。漢方薬を飲んでみる。気のせいか、すっきりした(そんな即効性ないはずなのに)。ムカつきが気になるせいか、お尻の痛みをあまり感じなくなった。人間の感覚って結構いいかげん。
 サッカー、ユーロの予選、スペインは結局2位でプレーオフへ。お願いだからポルトガル行きを決めて欲しい。絶対決める、というラウールの言葉を信じよう

10/13 サミット&図書館に行くのに、荷物を運ぶために自転車をひっぱっていこうと考える。ひっぱるうちになんとなく乗れそうな気になってきたので(パンツだったし)乗ってみる。問題ないかも。
 図書館は休み。サミットで大量の「ゴムつきLサイズの服」購入。ムカつき感は、漢方薬でいくらか和らぐ。お腹はぐーぐー鳴っているのに、口元で拒否するという妙な状況。夜、フランジ交換。やっぱりうんちょすのせいで時間がかかる。

10/14 元気に出社、のはずが。
 思えば朝から波乱の予感。地下鉄が事故で不通になり、混んでいる電車で遠回りをよぎなくされたんである。
 相変わらずむかむかするし、それが落ち着いたと思ったらひどい下痢でトイレに通いづめ。 やってらんねー。なんで下痢止め&整腸剤飲んでいてこんな目にあうのさ、と泣けてきた。
 帰ったら?と気を使われたけど(トイレにあわてて駆け込んでいるので嘔吐していると思われたらしいけど、そっちじゃなく、「こっち」なのだ)、残念ながら帰って安静にすれば治る、というもんでもない。
 で、気分を紛らわそうとイシドロちゃんについてネットで調査開始(仕事はああああ?)
 あだ名は「グリ」。住んでいるところがカンタブリア州リオセコ・デ・グリエソという街だからだそう。
 今は70キロだが、プロ入り当初は80キロもあったそうな。(筋肉のせいだろうが、そりゃ重すぎだわ)
 ヴエルタの移動日、バレンシアではみんなで水族館へお出かけ。(脱力)
監督はじめ周りには「とっても性格のいいやつ」とかわいがられているんだって。
 ふうーん、とのめり込んでいると下痢も収まった。ふう。

10/15 今日は復帰後、初取材。・・の前に、またもや下痢状態。取材中にまたなったら・・・と思うとくらーい気分で出かける。取材とはいえ普通のお宅なのでトイレのことがやはり気になる。しかし下痢も済んでしまえばそのあとの「何も出ない時間」が結構長く続くことになるのが幸いした。とくに問題なく取材終了。幸い、カメラマンに途中だから、と家の近くまで車で送ってもらえることになった。ただ車にのって「シートベルト」の位置が微妙に梅ジローにかぶさるのが気になった。
 帰ると「ふれあい広場」から電話。先週注文していたものが入ったから配達するとか。なにより待っていたのが、「ガスクリン」(べたすぎる商品名)というガス抜き消臭フィルター。ガスがたまるのを気にしなくてすむ分、外出時には楽になるはず。密かに「秘密兵器」として期待していたグッズなのだ。フランジと梅ジローの隙間をうめるパウダーも待望のグッズ。
 さっそくパウチに針で穴を開け、ガスクリンをつけてお出かけ。ガスが自然に抜けるってこんなに楽になるのか!と感激。匂いも活性炭ちゃんのおかげでほとんどわからない(カバーもしているし)。パウチが膨らむ恐怖も(下痢を除いて)かなり和らぐ。もっと早く欲しかったなあ。活性炭、万歳!
 キルケさんから教えてもらった「野菜スープ」(根菜類を主体にしたスープ。味はかなり薄い)を作ってみる。ごぼうを買うなんて何年ぶり?

※私は横行結腸ストマなので、便はまだ「生まれたて」状態。水分もあり、軟らかめの便が多めにでる場所にある。

●ある調子のいい日

10/16 朝、図書館に行ってみた。大腸ガン関係の本を探したのだが、胃ガンはあるのに大腸ガンは皆無。今増えているというのにどうしたことだ。唯一あったのが「わたしがガンです ある精神科医の耐病記」。これはズバリ、直腸ガンになった医者の手によるもの。あと「手術とからだ」(かなり硬い本)、「ガン110番」「医者もおどろく奇跡の温泉」。図書カードがみつからないので再発行。
 隣接するサミットにもよって、得意の衣料品売り場を物色。太ももまでの厚めストッキングを買い込む。1階の食品売り場で葉つき大根を発見。これから野菜スープを作るときはここで買おう。
 今日は不思議とむかつき感がない。相変わらず軟便だけど、ガスクリン様のおかげで、トイレで梅ジローのお世話をする時間・回数とも少なくてすむ。
 昼食はインスタントの中華粥と、キノコのサラダ(買ったもの)、野菜ジュース。思い切り手抜きである。食事中、ぴんぽーん。S生命だという。「書類を持ってきた」というので、保険金請求関係のことか?と思いきやおばちゃんが新しい商品の説明をしだした。急に重病患者を装い「先月手術したばかりなので、お話ならまた次の機会にしてください。今特定疾病保険金の手続き中ですので内容も変わると思います」「どちらが悪かったんですか?」「ガンだったんですけど」。慌てて引き下がるおばちゃん。面倒な訪問客にはしばらく使える手だ(でも嘘はいっていないし)。
 キルケさんがくるかもしれないので、怒られないように掃除をする。その合間にも「カサンドラ」「真珠夫人」を昼下がりの奥様気分でちらちらみる。
 キルケさんが入院中持ち帰ってもらっていた本を持って来訪。やっぱり?部屋をみて笑われた。私としては努力しているつもりなんだが。その後「とんでん」で食事。食欲はないけど、むかつきもないので食べられる。
 家に帰るといきなり軟らかうんちょす。家に帰ったからなのか、たまたまなのか。梅は内弁慶なのか。しかし、夜こうなると一番悩むのはお風呂。入るタイミングが難しい。

 一応安定期(妊娠かいっ?!)に入りましたので、日常はこちらにまとめてみました。


●プチ「腸閉塞」に襲われる

10/26 久しぶりに「動き」が。
 朝4時半起床、絶対これだけは譲れないサッカー観戦。「やっぱりあの人ぢゃなくてグーちゃんの方がラウールには合うんだよね〜」とバナナ(消化がよいので食べてもいいはずの果物)を食べながら観戦。
 ラウール、2得点。ジズーのボレーシュートも美しかった。
しかしハーフタイムぐらいから、左の背中から脇腹にかけて違和感がでてきた。すると痛みはどんどん強くなり、とくにロスタイムのラウールの2点目(例によって予知能力ゴル)、私はまともに見ている余裕はなかったんである。
 退院後初めての激烈な腹痛&吐き気。
 昨日、「満腹」と思うほどたべちゃったからか(腹八分目が鉄則なのに)? バナナを食べたのがいけなかったか?6時半ごろ試合も終わったので横になる。入院中、一度芋?菓子を食べてなったときと同じ場所、症状。時々強い痛みが襲う。吐き気も例の副作用とは違う、強いもので前の腹痛はこれほどひどくなかった。
 たぶん腸閉塞だ・・末広亭にもらっていた「腸閉塞について」のパンフを思い出す。退院間際に腸閉塞で入院してきた人もいたな・・・。まじめに救急車で病院に行くことを考えた。それほどつらかった。
(でも救急車を呼ぶにしても、そのまま入院になったときのために、ある程度身の回りのものを準備したほうがいいのだろうか?それともキルケさんに頼むとしたら、まずい!掃除していないことがばれて怒られる。それに鼻から小腸まで「イレウス管」というのを通されるらしいし・・鬱々)
 とりあえず横になって落ち着いてくれるのを待ってみることにした。横になっても痛いので、座ったり、歩き回ったり、四つんばいになってみたり、少しでも楽になれる姿勢を考えるのだが、やっぱり痛いもんは痛い・・・。お腹がはっているけど、ガスもうんちょすもでていない。
 3時間ほど苦しんだ後ようやくガスが出た。やがてうんちょすもお目見え。なんとか大丈夫そうだ。トイレに行くと、???生理が始まっていた。ぬあんと、24日で来てしまった。前に遅れた分、早くなったのだろう。それとも腹痛が影響したのだろうか?生理が誘発した腹痛だったのか?ようやく落ち着いたけど、しばらくは休んでいないと。昼、楽しみにしていた「マクロビオテックレストラン」でのランチ(&ちょっとだけ取材)も断るはめに。
 やっぱり自分で考えている以上にお腹は相当弱っているのだ。再びお粥食にしてお腹のリハビリスタート。
 お腹にいいもの、よくないものだけじゃなくて量も考えないとね。私はすぐ調子にのって羽目外すから。

これまでのところの教訓

避ける・・・芋、栗、ごぼう、ビール(炭酸飲料)、冷たい食べ物&飲み物、チョコ
よくかんで食べる
腹8分目
イライラしながら食べない(とくにサッカーを見ながら)

●なんとか1カ月

10/30 なんとか大きなトラブルもなく、退院して1カ月が過ぎた。長い10月だった。不思議と週末は早くやってくるのに、平日がやたら長く感じる。仕事もほぼこなせるようになってきたし、梅関係もだいぶ慣れてきた。抗ガン剤による吐き気もほとんど感じなくなった。トイレに起きることなく朝までぐっすり眠れるようにもなった。これからの1カ月は早く過ぎますように。
 気になりだしたのが、傷跡の痛み。乾燥してきたからか、立ち上がるときなど、肌がひっぱられる感じがとても不快。服があたってこすれたときの痛みと、皮膚がいひっぱられるときの痛みと両方ある感じ。どうしてもお腹を丸めたまま歩いてしまう。どうも気になるので、やけどの時ケロイドにならないように、と皮膚科でもらっていた弱い傷薬を塗っている。そのままだと下着などにクリームがついてしまうので、ガーゼをあてて。今度キルケさんにオイルをわけてもらうことにしている。これに関してはいろいろネットで探したのだけど、不思議とあまりでてこなかった。みんなどうケアしているのだろう?
 ヨーカドーでなぜか「阪神応援ありがとうセール」をやっていた。たしかにダイエー優勝セールなんてできないからだろうが、確かここはジャイアンツを応援?していたはず。便乗してハロゲンヒーターを買った。めちゃくちゃ迷って、自転車の後ろにつけて持って帰った。これで夜の梅ケアの時間、くしゃみをせずにすむかな(くしゃみをするとき、本当につらい)。

●沈黙、のち大暴れ

10/31 朝からまったくうんちょすのお目見えがない。まあ、こういうこともあるわ、と仕事先へ。ところが昼をすぎても梅は沈黙したまま。だったら楽だろう、と思われるかもしれないけど10時間以上出てこないと逆に不安になる。夕方少しお腹が痛くなる。また腸閉塞か???幸いガスは少し出ているよう。
 7時30分頃帰宅。それでも沈黙の梅ジロー。もう20時間も黙ったままだ。これではこわくてゴハンが食べられない。しかし何も食べないと体に悪いと思い、野菜スープやココアなどを飲む。やがて少しうんちょすが出てきたので、食パンを1枚食べた。
 このままお風呂に入って大丈夫かな?と思っている頃、梅ジロー、長い眠りから覚めて暴れ出す。うげげええ。最初は堅めのうんちょすだったけど、どんどん水分をたくさん含んだやわらかいものに。あっという間にパウチが膨らむので何回もトイレに行く。それだけでぐったり疲れてしまう。ようやく小康状態になったので、間隙をぬって入浴。幸いその時だけはおとなしくなる梅。珍しいことに就寝中も梅は暴れ続け、朝も大暴れ。
 なんだ、なにが原因なんだ。さっぱりわからない。だからどうしていいかもわからない。でも何かで誰かが言っていた。「腸閉塞より、下痢の方がまだ安心」それもそっか。はあ。しかし時々叫びたくなる。

思い切り食べたいもん、食わせろ〜

11月以降はこちら→

日付はすべて2003年のものです

←INDEXへ戻る   

 

E-mailはこちらです

直接このページにきた方はこちらから脱出してください。

掲示板あります。