第9日目(2006.6.26)
Pffafenhofen-Lorsch-Rhine-Dusseldorf-Koln  Mapを見る 写真

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セバスチャンと記念撮影♪

 いよいよPに別れを告げる朝。挨拶にいくと、セバスチャンだけがいた。そのうち10時近くになり、話に聞いていた「ハウスキーパー」の女性が登場。せっかくなのでセバスチャンと記念撮影をしようと頼んだら。
ちょっと待って、着替えてくるから」。Tシャツ姿で別に問題はないと思ったんだが、本人の意思を尊重しなければ。
 5分ぐらいまたされて地下室から登場・・・ってシャツを1枚着ただけじゃん。あまりさっきと変わっていないじゃん。が、本人としてはちゃんとしたつもりなんだろう。いじらしい若者だぜ、セバスチャン。

世界遺産その9 ロルシュの王立修道院とアルテンミュンスター

 さて、今日はマンハイムから近い、ロルシュというところにある修道院。ところがロルシュの駅は発見できたものの、修道院への案内図がなく、ちょっと迷う。道を探す途中、何か光ったような気がしたが、気のせい?(後に交通違反の写真を撮られたことが判明)
 例によってスタオくんは車に残って待機。ここの「王の門」は8世紀、やはりカロリング・ルネサンスの貴重な遺構なのだ。幾何学のタイルが美しい。歩き方には裏手から見たライン平原が美しい、とあったが遊園地?が見えるだけでちっとも美しくなかった。

世界遺産その10 ライン川中上流域

 さて、次の世界遺産は「ライン川中上流域」つまり、ライン下りである。再びアウトバーンに乗って、マンハイム、マインツ経由で向かう。私はどう考えても1日分パスがあまりそうなので(購入時から計画変更のため)、豪勢にこの区間でパスを使用。左岸のビンゲンから14:30発の船に乗船。スタオくんは車で先回り・お出迎え。
 向こう岸から「ローレライ号」がやってきた。デッキは結構混んでいて、少し中側に入った場所に椅子を確保した。バッハラッハなど、川沿いの街は木組みの古いたたずまい。時間があればぜひ下船したい街が次々に現れる。
 最後の見所、ローレライ。「ちょっと肩すかしかも」という噂は聞いていたので、予想はしていたものの、これを美しい妖精と見間違えて、舵取りを誤り、船が座礁しちゃうわけ?と、3人で思い切り突っ込む。まあ名所なんてそんなものよ。伝説は伝説のママにしておいたほうがよろしいようだ。周りで「ローレライの歌」の合唱が起こる。ローレライの対岸にある16:00下船。
 サンクト・ゴアールにはすでにスタオくんが待機していた。車で走り、ついでにお城も、地元クラブのスタジアム(!)も見学してきたそうだ。
 しばらくライン沿いを走っていたが、時間が掛かりそうなので、やはりアウトバーンに入ることにする。そのための山を越える道をいくと・・・ラインの川と街が一望できる絶景ポイントがあった。
「ほれ、やっぱり俺すごい。予定通り」偶然なのに、手柄を主張するスタオくん。

ホテル、発見できず

 さて、一路デュッセルドルフへ。
 「町中でちょっと見つけるのが大変そう」なホテルということだった。しかもホテルのサイトにあったアクセスマップはかなーりアバウトなもの。それと住所を頼りに向かう。
 アウトバーンから街を流れるライン川の右岸を走り、迂回して中心部へ・・・というイメージだった。途中までは確かにその名前の道はあった・・・しかし・・・何せノロノロ運転が出来ないなか、道の名前を一瞬で読み取るのは、無理。

 どうしてもホテルに入る通りが見つからない。グルグル回り続けること30分余り。
 同じところに戻って、ある交差点に差しかかかる。ここまでは合っているはずだ。そこへ大騒ぎするイタリアサポータの車があふれてきた。と、いうことはオーストラリアにイタリアが勝ったのか?
 ゆうみちゃんが、信号待ちの間に隣の車に聞く。「イタリアが勝ったんだって」それより通りの名前を知りたかったんだが。しかもスタオは「お巡りさんがおるで」と停車せず。
 あるところで車を停め、聞き込み調査。それでも「よくわからない」と言われる。どうしても見つからないので、2人は先にトラムに乗ってケルンに行ってもらうことにした。
 ナビの私もかなり焦っている。しかし地図と通りの名前からして、先程の交差点までは間違いなく合っている。「もう一回戻ろう。あのお巡りさんが立っているところへ入る道がアヤシイと思う。あの通りの名前を確認してみよう!」
 「お巡りさん」にビビるスタオだったが、「○○通り?」と聞くと、ゲートを開けてくれた。そこは劇場があるエリアで一般車通行止めだったんだ。さっき、あのタイミングでイタリアが勝たなければ私たちは道を見つけられたのだ!!
しかし車が通れない細い道ばかりなので、地下駐にいったん車を入れることにした。
 地下駐から出て、すぐ目の前の通りを確認すると、ホテルの住所の通りだった。パブやレストランが連なる通りに、目指すホテルをようやく発見。
 これでは時速60キロで走る車からは見つからなかったわけだ!

天空のデンジャラスベッド

 フロントは、パブを兼任していて、お姉さんが一人いた。エレベーターはあるらしい。しかし「部屋はこっちよ」と、その建物ではなく、通りの向かいにある雑居ビルに案内される。
  階段・・・延々と結局最上階の5階まで上っていく。
 まぢかよ。階段のホテルに免疫がないゆうみちゃんの不平が目に見える・・・
4人部屋といっても、下はダブルベッドで、木がミシミシなる階段を登るとロフトがあり、上はシングルベッドが2つ。しかも1つはバスルームの「天井につけました」という感じで、ベッドから落っこちれば即、下に落下、死亡か大けがというかなりデンジャラスなものだった。駐車場は「一時的」と思って停めたから、まさに着の身着のまま。靴もサンダルのまま、少し肌寒いのにカーディガンもない。

ケルンのスタジアムは遠かった・・・

・・・細かいことは帰ってから考えることにして、まずはケルンのスタジアムに急がなくては。幸い、Uバーンの駅からは近く、デュッセルドルフ中央駅も比較的すんなり着けた。さらに8:26発のICに乗って20分。もうすぐケルンに着こうかという頃、ゆうみちゃんから連絡が入った。「トラムがなくなっちゃったから、今スイス人と相乗りしてタクシーでスタジアムに向かっている」。電話は切れた。トラムがなくなった、ってどういう意味だ?
「トラム不通?説」が入ったので、Sバーンで行った方が早いのでは、とスタオくんの推理。一応最寄り駅は「テクノロジーパーク」となっている。21:00、つまりキックオフ時間発のSバーンに乗る。確かにSバーンだと早かった。が、降り立ったのは私たちと、やっぱり日本人らしき一家のみ。どこにスタジアムがあるかなんていう表示は一切なし。最寄り駅なのに、これはどういうことだ!!
 スタオくんも「スタジアムのにおいがしない」なんて言い出す。どうやら駐在でドイツにいるらしい日本人一家に少し遅れながら歩く・・・半袖・サンダルなんだよ、こっちは!いったいどこまで歩くんだよ〜とふてくされる。30分歩き(!)ようやくケルンのスタジアムが見えた・・・遠すぎるぞ。もちろん試合は始まっている。それどころかもう前半終わるぐらい?
 待ち合わせポイントに行くと、masmilkさんが待っていた。
「えーん、やっと着いたよおおお」
「よかった!会えて」
思わず感動の抱擁。

無駄足

 私がこうまでしてここにたどり着いた、唯一の目的である「チケットピックアップ」のために、チケットセンターへ。が。
 「試合はもう明日なので、ここでは発券できない。明日、ハノーヴァーでやってくれ
 えええ?おりゃおりゃ、ばかにしてんのかあ。とまた暴れたくなったが、フーリガンとして認定され国外退去、強制送還になったらあかんので、思いとどまる。だったら一言そうアナウンスしろよ(え?気づいていなかっただけ?)。・・ったく!
 スタオくんはそのままスタジアムへ。チケットがない私たちは(そう見たいカードでもないし)市内まで戻ってPVに行くことにする。
 それより半袖ではどうにも寒い。とにかくホテルにたどり着けなかったことが災いしたのだ。トラムで中央駅まで戻る。乗り換えのエスカレーターに乗っているとき、バックが後ろに引っ張られたような感覚があった。振り向くと、バックに入れていた携帯を後ろにいたガキが抜こうとした瞬間だった。慌てて元に戻そうとする。「何すんの〜!」masmilkさんも気が付き、「こら、写真撮るぞ」と構える。逃げていくガキども(何人かいた)。しかししばらくするとまた近づいてきたので、今度はカメラを持ってガキどもを追い回す。最後に「べーだ!」とアッカンベー。ナイフ持っているような凶暴な奴らじゃなく、イタズラでちょっとやってみた、という感じだった。強いぞmasmilk〜。

ケルンでPVの予定が・・・

 ケルン大聖堂の裏の広場でPVが行われていたが、外にいると風邪を引きそうだったので、スタオくんから教えてもらった、隣の建物の中のPV?のようなところへ。温かいのはいいのだが、人はぎっしりで、椅子は空いていない。お腹も減った。しかし、食事ができて、試合も見られる店はすでに満員。(いつものパターンだ) テレビはないが、広場のスクリーンの様子がうかがえそうなドイツ料理のレストランに入ってみる。しかし、見えそうな席は一杯で、一番店の奥の席に通された。試合は見られないが、寒くないのがありがたい。しつこいけど、それほどこだわっているカードじゃないしなあ。
 割り切って食事をすることにする。ブルストを2種類、ビール。典型的なドイツ料理のメニューをオーダーしてみる。
 どうやら試合は延長になったらしい。PKを呼ぶ女、ゆうみちゃんだからなあ、と思う。
 そろそろ決着か、と思うころ、チェックをすませて外へ出る。寒い。人垣でまったく画像は見えず。そしてPK戦のすえ、ウクライナが勝利した。ウクライナか・・・4-0でスペインが勝った相手なのに、組み合わせがよかったな、と思う。フランスが1位で来てくれていたら、相手はスイスで、スペインは勝てたのに。ちょっと複雑な思いだ。
 ウクライナサポは圧倒的に少数派だが、それでも浮かれているので一目でわかる。ケルン大聖堂前でウクライナサポのグループが盛り上がっていた。男性は携帯電話で誰かに勝利を知らせている。やがてシェフチェンココール。明日はスペインが勝って盛り上がりたいものだ。
 寒いので駅のスタバでお茶して待つことにした。chaiという紅茶があったので、オーダーしてみるが・・・カレーの香りのする微妙な味のハーブティーだった。濃厚なインド風ミルクティーを想像したんだけどなあ。
 適当な時間に待ち合わせ場所の「サッカーボール型のインフォメーション」に行ってみると、2人がいた。ICに乗って、デュッセルドルフへ戻る。 

夜中の地下駐のアヤシイ日本人グループ


 4階まで重いスーツケースを持って上がるのは現実的ではないので、1泊分必要な荷物を車からピックアップすることにした。すでに1時。駐車場には残っている車もない。昼間なら決してできなかっただろうが、がらーんとした駐車場でそれぞれのスーツケースの「お店を広げ」、荷造り。なんだか状況がおかしくて、楽しくなってきた。声を聞いた係員のおじさんが様子を見に来た。荷造りを終え、ゲートをくぐると、シャッターは半分閉められていた。おじさんは私たちを待っていてくれたらしい。
「ダンケ!」
「ビッテ」
 スタオくんを残し、一足先に出たのだが、別棟のホテルの玄関があかない。と、思ったら隣のビルだった(昼間と様子が違うんだもん)
「何やっとんの?」
 さて、すてきな「クアドルプル」。結局私が一番デンジャラスな2階のベッドに寝ることになった。落っこちませんように。

 

 第10日目につづく

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