第2日目(2006.6.19)
Frankfurt-Wuzburg-Maulbronn-Stuttgart-Pffafenhofen Mapを見る 写真

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やっぱり、あやしいエレベーターはシンドラー
 朝6:00にフランクフルト到着の予定が、5:20に着いてしまった(あれほどディレイの罪を感じたのに)。さすがにスタオとゆうみちゃんはいない。ただ、到着ゲートにアディダス契約選手がずらり並んだ立て看板?があったので、記念撮影。もちろんラウールを激写・・・なんだけど、どうしても某B選手が入ってしまう。
なんだい、なんだい、キャセイ、気合い入りすぎだって。こっちは朝5時起きして、歓迎プラカードも作ってきたのによ〜」振り返ると、3週間前からドイツ入りしているスタオくんと2日前に来たゆうみちゃん。
 そうそう、私はスタオくんに歓迎、っていうプラカードを持って到着ゲートで待っているように頼んでおいた。「えーやるの?」と言っていて、せっかく用意してくれたけど、結局徒労に。
 ハーツのカウンターでmasumilkさんの運転者追加の手続きをして、 空港の駐車場に向かう。ところが乗り込んだエレベーター、ボタンに無反応かと思うと、開かなかったり、通過してしまったり。ドアも変な動きをする。もしや、と思ったら、やはり。
「シンドラーのエレベーター」だった。

いきなり代表チームに遭遇!

 ここから一路、ヴュルツブルグという世界遺産の街へ。
 前回相当、連日の疲労で鼻血を出していたスタオであったが、今回はすでに4回出ているという。みんなで何回でたか、賭けることにした。私は8回!今回はなんといっても、「オートマチック車」、スタオくんもビーサン、ときには裸足で運転するほどの余裕である。アウトバーンは走っているうち、だんだん100キロなんて遅い、と感じるようになるからコワイ。おまけに長たらしく、似たような地名が多いので、集中していないと見逃すこともしばしば。急に車線が減ったり、いきなり方向指示があったり・・・140キロなんていうスピードだとあっという間に過ぎてしまうのだ。ナビ泣かせでもある。
 途中若干の渋滞はあったけど、2時間弱でヴュルツブルグ到着。中心部へ入る手前、「コングレス(会議場)というところの駐車場に車を入れた。そこにはホテルがあったのだが、どうやらそこにガーナの選手が泊まっているらしく、ガーナのペイントをしたヒュンダイバスが停まっていた。チェコを2-0で破る殊勲をあげたばかり。その新聞記事がバスの前にはさんである。ホテルから選手と思われる何人かが携帯を持って外に出てきたりしていた。サインを頼もうにも、誰も知らないのが残念だ。選手かスタッフかもわからない。
 しかしこの街あげてガーナ代表を応援していて、通りには旗がかかっている。ちなみに豆知識としては、ここは「ロマンチック街道」の出発点とされる。シーボルトの生誕地で「シーボルト博物館」なんていうのもある。

世界遺産その1・ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場

 真夏の太陽のもと、旧市街を抜けて大聖堂を周り、司教館へ急ぐ。「名誉の中庭」の像を例によってスタオくん、あえて逆光で撮影(それがタイトルバックの写真)。
 ここは階段室が素晴らしい。ティエポロの天井画は世界最大なのだ。彫刻もゴージャス。が、修復工事が完全に終わっていないため、足場など無粋なモノが残っているのが残念だった。タダで入れる宮廷礼拝堂(ホーフ教会)がひときわゴージャスだったので、スタオくん、悔しがる。ここは第二次世界大戦中、爆撃によって破壊されたが粘り強い修復が行われ、往事の姿が蘇ったのだ。
 庭園もよく手入れされていて、緑が美しい。こんなところで一日のんびり過ごすのも悪くない・・・若干一名、ベンチでお昼寝。が、残念ながらそうは行かない。

アスパラガス&地元ワイン最高!

 もうひとつの見どころであるマリエンベルク要塞は残念ながら今日は閉まっているので、アルテ・マイン橋から見上げる。このあたりの家並みが美しい。
 ユリウス・シュピタールという歴史ある「元施療院」(昔はワインは「薬」だったんだね)内にあるレストランでランチをすることにした。今後の旅の無事を祈って、ワインで乾杯。地元のフランケンワインはきりっとした辛口でおいしい。せっかくなので、ここのワインを後で買うことにする。もう一つは、「シュパーゲル」つまり、白アスパラガスを食べるのが目的。旬は過ぎたらしいけど、やわらかくておいしかった。日本の白アスパラは苦手だけど、これはおいしい。なかなか「ちゃんとした」ランチだった。
 ヴュルツブルグを後にして、今度はハイルブロンに向かう。フランクフルト−ヴュルツブルグ間に比べ、交通量が少ない。途中、少しmasmilkさんも運転。今回はmasmilkさんも運転するので多少、負担が減ったかもしれない。スピード好きらしいが極度の方向音痴なので、アウトバーン限定。ナビは必須。(つまり、助手席は眠れない。)
 2時間ほどかけてハイルブロンに着いた。

ハイルブロンそして、マウルブロン

 ハイルブロンは想像と違い、巨大な火力発電所もあったりして工業の街っぽい。小さな街なので、どの方向に進めばよいか、まずは標識を探すことから始まる。目指すは20キロほど南西にあるPfaffenhofen。fが4つも入る、発音しにくい街だ。そこからは借りてきたロードマップとにらめっこ。アウトバーンと違い、地名の看板が小さく、見つけにくかったり、周辺のいろいろな街の名前に表示が変わったり(大きな街がないため)なので、だいたいの方向を検討つけて走るしかない。かなり苦労してPfaffenhofenに着いた。店も数えるほどしかない、小さな村だ。が、アパートの通りが見つからない。あまり迷っていると、観光に行けなくなるので、まずはマウルブロンに向かう。ここからは10キロもないはず。マウルブロンはさすがに観光地なだけに道路標識もずっとあり、それほど苦労しなくてすんだ。

世界遺産その2・マウルブロンの修道院群

 有料なので、スタオくんは木陰でお昼寝。3人だけで修道院に入る。ここの修道院は厳しい戒律で知られたシトー会のもの。12世紀、シュパイヤーの司教が土地を寄進し、修道士たちが自ら作り上げた修道院なのである。質素、という言葉がぴったりの、まさに修道にふさわしいような建物だ。全体的にひんやりとした石の感触。身廊の天井のリブ・ヴォールトが交差するデザインなどシンプルだけどキレイ。のちに神学校になり、「車輪の下」のヘルマン・ヘッセも在学したが、厳しい戒律があわず、早々に逃げ出したらしい。
 中庭に面した噴水がとてもきれいだった。修道士が身体を洗ったり、ヒゲを剃ったりした水場だったらしい。
 外に出ると、木組みのかわいらしい建物が並ぶ。その中に私が持ってきていたコピーに載っていたハーブ屋さんがあった。3歳のかわいい女の子がいて、外国人が珍しいのか、名前をしきりに聞いてくる。最後は「チュース」(またね〜という軽い感じの別れの挨拶。必須)でお別れ。

宿に到着

 思い切り寝ていたスタオくんを起こし、再びプファッフェンホーフェン(笑)に戻る。途中、スーパーに寄って水や食糧を買いだし。スタオくんが地図で確認し、通りを発見。そこへいくとネットに載っていた、家が建っていた。
 中から出てきたのはおじさん。英語がほどほどにできる。しかし驚いたことに、「ワールドカップ」を知らなかった。「チャンピオンズリーグで来たの?」と聞かれたのだ。パパ、ワールドカップに興味なしと見た。
 今日はシュッツトガルトで試合がある、と教えてあげる。
 部屋は2階にあり、大家さん一家は一階にいる。みためよりずっと大きい家だ。ただ、玄関は共通なので、真夜中に帰ってくることをあらかじめ断っておく。
「ノープロブレム」とのことだった。
 部屋は大きなリビングダイニング、2つのベッドルームとバスルーム、キッチン。PCが置いてある小部屋つき。ここはスタオくんの仕事部屋になりそうだ。テラスでバーベキューもできるらしい。そうした「のんびりイナカでのバカンス」がまったくできないのが残念だ。
 窓からは周囲のワイン畑が見える。とても静かな抜群の環境だ。

シュッツトガルトは痒かった

 ここで戦闘準備を整えて、シュッツトガルトへ出陣。遠回りになるアウトバーンではなく、ダイレクトで行ける最短ルートを行く。しかしマイナーすぎてロータリーで入る道を間違え、結局遠回りに。
 駐車場に着くと、すでにいい時間になっている。周りは陽気なスペインサポでいっぱい!盛り上がってきた。ゲートまで5分ほど歩く。けっこう厳しいセキュリティを通り、入場ゲート。masumilkさん、入るときスタオくんのお兄さんの名前を読み上げられたとか(名義はそうなっている)。外国人には日本人の名前だけで性別はわかんないのだ。かなりうけた。もちろんIDとの照会なし。
 ところで、ゲートからスタジアムまでずっとポプラ並木が続いている。はっきり綿毛がわかる感じで、歩いているうちに目が猛烈に痒くなってきた。
 ポプラの木の真下にある売店で、何か食べるものを買おうと、並んだものの、ものすごい人。ほとんどスペイン人で、にぎやかにビールやホットドックを大量注文中。待っている間、テネリフェ出身で今はドイツに住むスペイン人と会話。私はラウールが好きだというと、「なんでラウール?25歳からいいところがないじゃないか?」痛いところをつかれただけに、返す言葉なし。きっと彼はアンチ・マドリディスタなんだろう、と思うことに。「ブルスト」(いわゆるホットドック。ただしソーセージはパンからはみ出ている)と水を買う(水とビールが同じ値段)。
 それにしても目が痒い。一刻も早くここから立ち去らなきゃ・・・ところがすぐ後ろにも同じ品揃えの売店があって、こっちはガラガラだった。やられた!

試合観戦その1・スペインVSチュニジア

 シュッツトガルトのスタジアム、ゴール裏の上のほうだけど、結構見やすい。それよりもすべてスペインサポに囲まれているので楽しい。何が楽しいって、彼らのテンション。「×× 」とスタジアムではおなじみの汚い言葉をやたら使う。途中何度もウェーブが起こる。
 マノロおじさんがスタンドを縦横無尽に移動して(彼はおとがめなしか?)みんなの応援の先頭に立っている。近くに来ると、みんな必死で写真に撮る。もはやアイドルで、試合どころでない感じ?
 んで、お祭りムードい浸っていると・・・開始早々やってしまいました。チュニジアに先制点。途中、雨が降り出した(濡れないけど)。
 以降、ボールを支配しながらも、ゴールをこじあけられないスペイン。やだよ、やだよ、と思っていると・・・んで、やってきました。ラウールが途中交代でピッチに。そして、ちょうど目の前のゴールにこぼれ球をたたき込んだのだった。やた!今や貴重なラウールゴルだ。とにかく、いやな雰囲気になりかけていたのをいっきに覆す値千金の同点弾。これでスペインは元気を取り戻す。
 これでさっきのテネリフェおやじ、少し後悔してくれたかな。
さらにその後、さっきまで「しょせんはトントだ、ニーニョだ」とバカにしていたトーレスが、見事なゴル。さらにさらに、ラウールのクロスからのボールをペナルティエリア内で受けようとしたトーレスが倒され、これがPKに。無事に決めて、こうしてスペインは3-1で逆転勝ち。これでグループリーグ突破は確実だろう。
 試合後、大ヒットしたラス・ケチャップの「アセレヘ」がかかった。スタオくんによると、そのスタジアムごとに選曲する、勝利チーム向けのサービス?なんだとか。さすがにスペイン人、みんなこの曲を歌って踊れる!だからスタンドは巨大なディスコ(あ、表現古い?)に。盛り上がって、とっても楽しかった。(振りを知らないのが残念!)
加えてこの曲を選んだシュツットガルト側のセンスにも☆3つ!

ルンルン勝っておうちへ帰ろう(古い?)

 比較的楽にシュツットガルトのスタジアムを後にするも、道が例によってわかりにくく、シュツットガルトの町中を迷い、さらに夜道で標識を見落とすパターンが多く、何度か道を行ったり来たりしながら(後ろの2人は爆睡)、プファフェンホーフェン(以下面倒なのでP)に1時頃到着。就寝は3時頃。
 こうしてドイツ最初の夜は更けていった・・・ながっ!

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