第12日目(2006.6.29)
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観光モードにシフトじゃあ!

  ベルリン2日目。今日は大観光日である。スタオ↓私・masumilk↑な日である。
 ・・というわけで、スタオは朝ゆっくり寝たいので、昼に合流ということになった。私たちがいなければ確実に一日中寝ていただろう。
  フリードリヒシュトラーセから、10分ほど歩いて新ナショナルギャラリーへ。ここでベルリン市内の主な美術館・博物館の1日パスを買おうとしたら、ここにはないから、絵画館へ行け、といわれる。はあん?とにかく5分ぐらい歩いて絵画館へ。で、一日券をください、というと、窓口ばばあが「アウト」という。「アウト?」とにかくそれしかいわない。だからノーマルチケットしかないという。でも横の掲示板にはしっかり3日券の値段も書いてある。だったらあるんじゃないか。1日券はないけど、3日券ならあるよ、ぐらいアナウンスしてくれてもいいじゃないか。「3日券をください」。窓口ばばあは何もなかったように、売ってくれた。むかつく!3日券にすると少々ハードルが高くなり、3件行ってはじめて元が取れる計算だ(計算だけで見学するワケじゃないけど)
 さて、この絵画館。目玉の作品はレンブラントとフェルメール。フェルメールがある場所にない。そこにいた係のおばさんにほとんど使ったことのないドイツ語で聞いてみる。
「Wo ist フェルメール?」
 おばさんはにっこり笑って「イン・アムステルダム」と答えてくれた。
ありがとう。
 めげずに貴重なレンブラントを拝もうと思ったが・・・
やっぱり絵はあるべきところにない。
 よくみると「修理中
ありがとう。絵画館。相性がよくないのね、きっと。
 気を取り直して、新ナショナルギャラリーの方へ戻る。企画展をやっているのだが、常設展だけでも見たい、と思いきや。見られないんだと。どこまでも相性が悪い。

世界遺産その12 ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島) 

 ショッピングに行きたいというmasumilkさんと別れ、私は博物館島を目指すことにした。フリードリヒシュトラーセ駅まで行き、そこから歩く。途中、プーマのラッピングトラムがあった。
 ここで旧博物館へ。ここにはエジプトの展示物が中心。なかでもベルリン一の美女といわれる「王妃ネフェルティティの胸像」。人が群がっている。確かに整った顔ではある。

 12時、ウンターデルリンデン駅で3人集合、となっているのだが、スタオ寝坊して遅れるらしい。せっかくなので、ブランデンブルグ門に行ってみる。さすが、一大観光地。すごい人だ。「ファンボール」があり、中にはいると、カーンの手袋やらワールドカップのレプリカやらが展示されていた。
 改めて集合はフリードリヒシュトラーセ駅にした。3人で高架下のカフェでランチをして、ツォー駅のカールシュタットで買い物。Tシャツやアルヘンユニを購入した。zoo駅周辺は旧西ベルリンなので、華やかで賑わっている。(対照的にost駅は旧東ベルリン。やばいほどさびれ感バリバリ。)ここで、スタオくんとベルリンスタジアムへ向かう。が、明日の試合を控え、スタジアム内は立ち入り禁止。
 再び私は博物館島へ行き、今度は旧ナショナルギャラリーへ。2階の印象派がよかった。他はあまり時間もないので、駆け足で見ていると、masumilkさんとばったり。
 ペルガモン美術館前でスタオくんと合流。実は閉館3時間前、つまり午後6時から無料開放されるのだ。私たちはすでにパスで元を取っているので、スタオくんのために、ここを取っておいたのだ。
 ペルガモン美術館はなんといっても圧倒的なスケール。階段をそっくりそのまま、壁や柱をそっくりそのまま運び、展示している。
 古代ペルシャの階段を普通に登り、腰掛けられるのはすごい。
 となりの柱がある部屋。柱がまたすごい。スタオくんが「柱の大きさが分かるように、おれがマッチ棒役になる」と、柱の横に立っている。え?そこはいいの?と思ったら。
 「ハロー」と指をなさられ、「そこには登っちゃダメだ」と注意される。
  凹むスタオ
 つづいて市場通り。これがまたすごい。しつこいけど、そっくりそのまま移築している。壁の瑠璃色が美しい。

 さて、そろそろ時間と言うことで、スタオくんに持ってきてもらったサンダルに履き替え(これまで歩くのが多かったので、変なファッションなのは承知の上でスニーカーを履いていた)、ウンターデルリンデンに面した国立歌劇場へ。こじんまりしている。
 ワンピースなんてわざわざ必要なかったかな、と思ったけど、正解だった。劇場の前にはすでにドレスアップした男女があふれている。シャンパンを手にしている人もいる。ここだけセレブな雰囲気が漂いまくり
 私がインターネットで買ったのは、2階席の最前列。63ユーロ。見ると最安席は10ユーロほどなので、スタオも聞いてみるが、その席はないとのこと。

クマだらけの広場にロックオン!

 少し時間があったので、となりの広場になんとなく目を向けると。
クマだらけ!!
 クマが、万歳してずらりと並んでいる。
ぬあんじゃ、これは!?
よーくみると、ユニセフ協賛?のパフォーマンスのようで、同じサイズのクマのオブジェに各国のそれぞれ工夫をこらしたアートが描かれている。本当に個性的で見ていて飽きない。いろんな国を旅している気になる。カラフルで楽しい。
 が・・・日本といえば。
何、この地味なのは?
 ひらがなで、文字が書いてある。シンプルといえばシンプル。だけどなんだか耳なし法師を連想するぞ。ガイジンにはうけるかもしれんが、いただけない感じだった。

セレブな空間・・・トイレ以外は!

 そろそろ開演時間が近いので、スタオくんを置いて中へ入ってみる。建物はこじんまりしているが、とにかく重厚な作りで、桟敷席など、昔のままの歴史を感じさせる。
 見切り席があったが、結局誰も座っておらず、こういう席は売らないらしい。
 若干時間があったので、トイレに行っておく。
 2つある個室の、窓側の方に入ってみると・・・
 腰掛けたとたん、ぎいーーー・・・
 !! 
 ご丁寧に下までガラスが入った窓が開き、フルオープンに。さっきのクマちゃんズラリ広場が丸見え。ということは向こうからも丸見え!!しかも下まで!!
 古い窓枠なので立て付けが悪く、開いてしまうのだ。
 こ、こっちはすでに便器に腰掛けていたのに。
 しかも、開いてしまった窓の取っ手には座っていると届かない!
 決死の思いで、中腰になってなるべく下半身が広場から見えないように、窓に近づく。かなりマヌケななんちゃってセレブである。ガラスはとにかく下まであって、意外に開いている部分が広い。うっかりするとそのまま落ちそう。もうそうなったら目も当てられない惨状である。
日本人観光客、下半身丸出しでトイレから落下」(新聞見出し)
 ここに入る人はみんなこういう苦労をしているんだろうか。それとも、おかまいなしにみんな利用しているんだろうか。ドレスアップしたセレブが???
 なんとか、左手で取っ手をつかみつつ、事を済ませる。かなりスリリングな展開があったトイレを後にし、何事もなかったように席につく。

新作『チャイコフスキー』開幕・・・

 交響曲第5番第1楽章が流れる。ベッドで苦しみもだえ、苦悩する青年。彼がチャイコフスキーか。やがてもう一人の自分、みたいな役が、「ゆーわく」へと誘う。(そういう解釈をしていた。休憩時間に確認したら「エゴ」という役だったので、合っていたらしい)masumilkさん、開始5分で落ちる。ときどき、バレエの場面もでてくる。第五番第一楽章を使った第1幕終了。masumilkさんは63ユーロのうち、20ユーロ分ぐらいは記憶がないと思われる。それにしても最前列なのでとても見やすい。フルオーケストラというのもなかなかの迫力だ。要するにコンサートでチャイコフスキーの五番(チャイゴというのだそうだ)を聞く上に、美しいダンスがついているのだ。
 ストーリーは実はホモだったと言われるチャイコフスキーが葛藤しながら、禁断の世界に入り込む一方、美しいバレエ音楽を作り出していく。白鳥など、場面場面でクラッシックバレエシーンがある。それ以外はモダンバレエの世界なのだが、斬新で面白い。しかし、やがて悲劇的な結末に・・・
 中でも一番おお!と鼻血がでそうになったなのは、チャイコフスキーと恋人の男性?との絡みのシーン。赤い照明のもと、次々男性がシャツを脱いでいく。しかも抜いだ衣装にはみんな大きな赤いハートのマーク。ハートマークをつけた美しい体の男どもが、あーしたり、こーしたり。うううんんんん。
 さ、サービスシーンですか? 忘れたくても忘れられないシーンだった。(結局これが一番印象的だったりして)格調高い国立歌劇場でよもやこうしたものがでてくるとは!
 しかし内面の表現力というか、それはすごかったし、中でも魔女役?の女性ダンサーは印象的だった。終わった後はスタンディングオベーション。今シーズンの新作であったこの作品、今日がシーズン最終日なのだ。それだけに完成度も高かったのだろう。
少なくてもしばらくは日本では見られないプログラムだったから、見られてよかった。
 外に出ると、バーでビールを飲んで時間をつぶしていたスタオくんがお迎えに。
 masumilkさんと改めて例のシーンについて語り合い、盛り上がる。すでに10:00、もう時間が遅くなってきたので、駅の構内にある、アヤシイタイ&日本&中華レストランに入る。
 私は焼きそばを注文。REに乗って、帰宅。今日も中味の濃い1日だった。

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