第9日目(2008.3.12

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オー!アバウト、マルタ
 7時起床。ホテルで朝食。はちみつがうまい。このはちみつ、欲しいなあ。
 8時40分、出発。マルタのバスターミナルからバスでまずは空港へ。乗ったのはかなりクラシックなバス!
 この日の郊外の観光は当初、このバスで回ろうと思ったのだが、本数が少ないことや行きたい場所が点在するので、レンタカーを借りることに。しかし、EU以外は人にあらず政策?で、ここでもEU居住者と、そうでないものとの価格差がかなりあった。そこでスタオは、ドイツの住所で予約。(一応短期でも居住者である)
 ところが、バスに乗って気がついた。しまった。レンタカーのバウチャーのプリントアウト、ホテルに置いてきちゃった。あちゃ〜。引き返すと大幅に遅刻→ブルーグロットの見ごろを逃す??
 空港に行けばなんとかなるかも、ということで、空港のレンタカーのカウンターへ。「英語?ドイツ語?」と聞かれ、英語を選択。おじさんが英語で説明を始めた。なんとか借りることはできたものの、おじさんは4時にはカウンターを閉めてしまうとか。キーは「ここにドロップしておいて」。それで、聞き出したメールアドレスに16:30までに確認のメールが欲しいとのこと。いったんバレッタに車で戻り、ピックアップするか、どこかのネットカフェからメールするか。
 「車は○○にあるから、乗っていって」
 空港の駐車場に無造作に停めてある車から、自分で該当のを探し出し、乗っていく。帰りだって、常識のマンタン返しもない。そもそもガソリンは最初から半分しか入っていない。鍵だって無人のカウンターにドロップしておくだけ実におおらかなスタイル。これがマルタ式。もともと小さい島だから、満タンにして走るほどの距離じゃないってことなのか。
 なので、当然、ナビなんかない。アバウトな方向を示す道路標識と、私がプリントアウトしてもってきた、google earthの地図だけが頼り。
 ただ交通量も少なく、いたってのんびり。道もあまりよくないから、飛ばす車もいない。なにせあのレトロなバスが現役なのだ。

詐欺国家、マルタ!?


 青の洞門(ブルーグロット)・・・といわれる場所近くの海まできた。朝早いほうがいいというので張り切っでかけたのだが・・・さすがに早すぎたか。レストラン横の駐車場にも車はほとんど停まっていない。だけどボートを整備する人たちはいるので、もうすぐ出るのだろうか?
 しかし、坂を下りて切符売り場らしき場所にいっても、開いていない。
 横にはダイバーたちの団体がいた。おみやげ物屋は開いた。他にも続々欧米のおばちゃんたちがやってくるのだが・・・
 いつになったらボートはでるの?
 しかたがないので青い海をバックにパチパチ。30分ぐらい経ってそれにもいいかげん飽きてきて、いったん車に戻ることに。車に乗り込むとおじさんが近づいてきて、料金を徴収
「ところで何時にボートはでるの?」
「ああ、今日はクローズ。出ないよ。波があるから

はああああああああんんんん?
なめとんのか!

ボートが出ないなら、最初から言えよ。

そうか、最初から「今日もボート出るよ」と見せかけて、客を誘うだけ誘っておいて、駐車場とか、おみやげだけは買わせてギリギリまで粘って「今日は出ません」か。

すごい作戦だな。詐欺じゃん。
何のために早起きして、ここまで来たんだろう?
待ち時間を無駄にしてしまった。
バレッタのインフォメーションでその日運行するかどうか聞けるそうだけど、そもそも朝早くじゃ開いていないし。

となると、もうここにいてもしょうがないので、ブルーグロッタから車で5分ほどのところにあるイムナドラの神殿へ向かう。ここは前もってクローズだとウェブでチェック済み。ブルーグロットでみかけたリュックを背負ったおばさんが歩いていた。この日差しの中、上り坂を歩くのはかなりきついと思う。


まあ、せめて青くてきれいな地中海だけは堪能しましょう。

閉鎖中の世界遺産の神殿でも・・・

 クローズだけど、近くまではいけるらしいし、その道は散歩コースにいいということなので来てみたら・・・しっかりここにも駐車場おやじがいた。
おやじが一通り、頼んでもいないのに、イムナドラの説明。
「中には入れないよ」
「知っている」

そして駐車場料金を徴収された。
そもそも駐車場とは名ばかりのスペースなのだが。
見せ場はクローズでそのあたりを散歩するだけなのに料金取るの?
もしかして自主的に料金を徴収しているだけ?

ここで名づけられました。
「マルタ詐欺国家」

イムナドラ神殿まで10分ほど歩く。なだらかな一本道、青い海と空、そして黄色い花々。かなり気持ちいい。
さらに先にある、ハイジャーイム神殿も一緒にクローズ。観光資源なんだから何もいっぺんに工事(発掘?)しなくってもいいのに。しかもどうみても作業している感じがしないし・・・。(やる気がないのか?)

世界遺産的には昨日行った、「タルシーン神殿」と同じく、世界遺産「マルタの巨石神殿群」の構成物件でもある。青い海と空のもと、ここに神殿を建てた古代人の気持ちもなんとなくわかる。

クローズと知らずにやってきた外国人は「ここもクローズなのか」とショックを受けていた。「でも風景はいいから」と言っておいた。
確かに中は入れないけど、外からはなんとか見られる(タダだしね)し、ここの道は歩いていて気持ちいいのでお勧め。

さて、そんなマルタの国立スタジアムは

 さてと。ブルーグロットに行けなかった分、少し予定より早くことが運んだ。世界遺産見学は終了、古い町、イムディナ方面へ向かう。
 おおざっぱな地図だけで、大丈夫かと思ったけど、何せ全体にのんびりしているし、もともと小さな島だからそう外れることもないだろうと、大雑把な道路標識にしたがって進む。道はそんなによくないけど、その分なーんか、のんびりなマルタのドライブ。対向車もほとんどないし、右側通行だから、ロータリーさえ慣れれば日本より運転しやすいかも?あー。こんなことなら私も運転したかった。せっかく国際運転免許取ったのに〜
(そもそもマルタは私が運転しようかな、といいだした。命の危険を感じたスタオがかなり無理して国際運転免許を取り、運転することに)

 ここからはスタオの時間。マルタナショナルスタジアムへ。もうみなさん、忘れているかもしれないけど2006年のドイツワールドカップの直前の壮行試合として、日本代表とマルタ代表が対戦しているのですぞ。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/live/jpn_20060604_01.htm
 これもgoogleで探し出した、大まかな位置を頼りに走ると、「スタオの嗅覚」がピンと働き、あまり迷うこともなく、スタジアム発見。
 適当に駐車場に車を停め、まずは炎天下の中、お約束のスタジアム一周。そのあと、おそるおそるドアを開ける。2階にマルタサッカー協会のオフィスがある。受付で事情?を説明すると、マルタサッカー協会のパンフやらいろいろいただけた。ついでにトイレも貸してもらった(笑)。記念品などの展示もしてあって、しばらく見学。日本代表が送ったエンブレム?もあった。エレベーターで4階にあがってみると、普通のオフィスだったので、びっくりして退散。
 小さな国の、ナショナルスタジアムはどこかのんびりしていた。
 この国には「プレミアリーグ」というリーグがある。それなりに街対抗戦は盛り上がるらしい。ただ、スタジアムが少ないのでこのスタジアムが頻繁に使われる。
 ここはやはり車でないとこれなかったスポットだ。

古都イムディナでランチ

 ここから古い都、イムディナは近い。丘を上るとイムディナだ。イムディナと、ラバトは町がつながっている。広い駐車場に車を停め、イムディナへ。メインゲートをくぐると、そこは中世の世界。このイムディナもずっと世界遺産の暫定遺産には入っているのだが・・・無理かな。観光客は多いが、静かで落ち着いた街だ。バスティオン広場近く、あらかじめチェックしておいたレストラン「ファンタネッラ」に着いたのが、1時。ここでランチにする。城壁の上に立つレストランは観光客がひっきりなしにやってきて満席だがたまたま見晴らしのいいテーブルが開いた。マルタの景色が一望できる。
 ここはレモンチーズケーキがうまいと、聞いていたが、品切れであることが多い「レモンスポンジケーキ」というものも乙だとか。最初はレモンチーズケーキにするも、こちら売り切れ。そしてどうやらスポンジケーキがあるそうなので、注文。しかしお兄さんは「ブラックパンチケーキでいーい?」と聞いてくる。なんだそれ?
(聞き間違いか?)しまった、オーダー間違ったか、と思う。とんでもなくグロいケーキがでてきたら?
 先にピザとハムチーズトーストがでてきた。それだけでもかなりなボリューム。モッツァレラがきいたピザがうまうま。つけあわせにポテチがもれなくてんこ盛りなのだが、これは丘を吹く風でもれなく飛んでいってしまう。それを鳩やら鳥やらが食べるというすばらしき食物連鎖。
 さて、謎の「ブラックパンチ」は結局、目当てのレモンスポンジケーキだった。(聞き間違いにしてもひどいぞ)レモンペースト入りのスポンジケーキにレモン味のメレンゲが乗っていてうまうま。
 レシートが風に飛んでいってしまったが、ご心配なく。結局あとで何を食べたか申告して、払うシステム。このおおらかさもマルタ式か。

ラバトは“地下がすごい

 ブラブラと、イムディナの街を散策。続いて門をくぐり、お堀の橋を渡って駐車場を超えて反対側のラバト側へ。こちらは同じく古い街ながら人も住んでいてぐっと生活感が漂う。
 ラバトにはネットカフェがありそうだ。案の定、1件見つけたが閉まっている。そろそろ見つけないと、最悪バレッタに戻らなくてはならなくなる。思い余って携帯でPCメールをチェック、そこからファイルをひっぱりだそうとしたが・・・最後の肝心なところで通信が途絶える。パケット代を無駄に使って終了。・・・バレッタ引き返しも覚悟して早めに観光をすませることにする。
 まずは一人で聖パウロ教会へ。ここには聖パウロの腕が安置されているのだ。ちょうど見学者相手に英語で説明の途中だった。ほどなく説明が終わり、聞いていた人が十字を切りながら、次々と小銭を寄付していた。やばい。小銭持っていないぞ。
 フリーズしていたら説明していた人もあきらめ、どこかに行ってしまった。すまぬ。
 私が観光している間にスタオはネットカフェを探したようだが、見つからなかったらしい。やっぱりバレッタ引き換えしか?
 それでも続いて、聖パウロのカタコンベへ。このカタコンベ、想像した以上に地下深く、複雑なつくりをしていた。さらに、聖アガサの地下聖堂とカタコンベへ行ってみるが、こちらは観光客も他に1組ほど。きれいにライトアップされていた。古さがわかる。
 観光が終わったので、あきらめてバレッタに戻ることにする。すると、丘を下る坂の直前に、「INTERNET」の看板発見。無理やりUターンして店に行ってみると、ゲームセンターののりで、一角にPCが並べてある。ラッキー!ここでなんとかメールを送り、無事ミッション達成。これでバレッタに戻ることなく、ギリギリまで車で移動できる。

お馬さんが走るよ♪

 ・・・とはいっても目玉の観光名所は行ってしまったし、とくに行くところないな〜と走っていると・・・広いスタジアムのようなところに出た。スタジアムではなく、競馬場のようだ。ところが日本の馬にまたがるスタイルではなく、馬に車をつけ、そこに人が乗っている。えっと、古代ローマの戦争に出てくるような馬車。その練習をやっている。そのスピードはかなりなもので大迫力。単純に乗るより乗り手の技術が左右しそうな感じだ。
 思い出した。確かgoogle earthにスタジアムより大きなスペースのトラックがある場所が映っていた。たぶんあれがここなのだ。意外と面白くて見入ってしまった。
 日が翳ってきたので、車を返し、バレッタに戻ることにする。空港まで走って誰もいない駐車場に車を置き、誰もいなくなった空港のブースに鍵を落としいれ、撤収。ガソリンも大して使っていない。走行距離も40キロぐらいか。おなじみになったバレッタ行きのバスで戻る。ちょうど、さっきの馬車?の練習を終えた馬を運ぶ車が併走していた。

マルタの夜は早い。てか、早すぎ。
 18:10、バレッタに戻り、お土産でも探すことにする。しかし、もはや7時を前にお店は閉店モード。あわてて広場に面したいかにもお土産屋というところで、マルタ十字のエコバックなどを購入。ホテルで食べた個別包装されたはちみつを探したがなかった。小さなスーパーにもなかった。なんとかめったに日本では手に入らないだろう、珍しいマルタのお菓子をお土産にしようと思ったが、例によって店じまいが早く、結局閉店間際のコルディナに行って、「ハニーリング」なるものを買った。(約5ユーロ)
 7時になると、すっかりお店は閉まり、バレッタはとても静かになる。さて、今日の夕食はどうするか。ホテルにもレストランはあるけど、正直高いので他のレストランを探してみることにする。
 昨日行って開いてなかった騎士団長の宮殿の前を通り過ぎ、少し入ったところによさげなレストランが2件、並んでいた。どちらもあいている。値段も、メニューもほぼ同じ。どちらか決めかねてコイントスで決めたのが「クリアンサ」というレストラン。うさぎ肉のラビオリ、ミックスサラダなどを注文。最初はすいていたが、私たちが通りから見える席に座ったからか、それを見て観光客らしき人が次々とお店に入ってきた。私たちは呼び水になったようだ。
 9時過ぎ、昨日見つけておいたネットカフェで、バレンシアのラウールとメールのやりとり、残り時間でいろいろな情報収集。メインストリートはうそのように静まり返っていた。
 11時すぎ早めに就寝。明日はもうマルタとお別れ。残念だ。

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