第10日目(2008.3.13

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運転手、キレるマルタ
 6時40分起床、7:30朝食へ。
 やっぱりはちみつうまい。パンもなかなかレベルが高いのだ。
早くもマルタとお別れ。いつの日か、ゴゾ島なんかものんびり行きたいものだ。そのときはきっとブルーグロットも、ハイジャーイムにも。
 チェックアウトをして、おなじみになったバスターミナルまで行き、空港へ行くおなじみのレトロなバスに乗り込む。空港行きなので、みんな荷物が多い。それが運転手の気に障ったようだ。結構ガラガラなので、座席の横に何気なくかばんを置いた若者に「ラゲージはフロアに置け」、と高圧的に命じる。しかもまだガラガラなのに、次に乗り込もうとした客に「他のバスに乗れ!」と乗車拒否。

これはおれの大事なバスだ。大事に使うんだ。客のふざけたでっかいカバンを座席に置くなんてとんでもねえ。そんな奴は乗せねえってんだ、このやろう。

・・・って感じでバス、出発。あはは。
8:20分、のんびりムード漂う空港着。
人も少ないので滞りなく出国審査、搭乗手続き。免税店で目当てのメーカーのはちみつを見つけたが、どーんと重い瓶詰めで、手軽な個別包装のものはなかった。やっぱりこういうのはスーパーで買うべきだった。今回大きなスーパーに寄れなかったのが残念だ。
結局定刻より20分も早く(早くみんな集まっちゃったから?)9:10、離陸。

戻ってきました、スペイン・・というよりカタルーニャ(笑)

再び機内で意識不明になり、意識を取り戻すと、どこかの島の上を飛んでいた。
マジョルカ島?イビサ島?

まもなく旋回がはじまり、ジローナの街が下に見えた。カテドラルが目立つ。スペインに再び戻ってきたなあと思う間もなく、着陸。

で、入国手続きであるが、調印式は終えたものの、いぜんマルタはEU外扱いになっていて、スペインでは珍しく(!)ちゃんとした入国カードを記入し、入国審査を受ける。

今日はとにかく2つのローカルなスタジアムを訪れ、
前回あまり回れなかったタラゴナで観光の続き、というのが課題。
すでに私が回った世界遺産にはカウントしていたけど、郊外で行くことができなかった場所にも訪れる予定。
ジローナの空港でまたもやレンタカーを借りることになっている。さすがにマルタとは違い、しっかりした手続きのもと、レンタル完了。緑の車(!)に乗り込み、空港から出ようとすると・・・
検問をやっている。しかも前のBMV、やたらに時間がかかると思ったら・・・列から離れ、別のところに行くように指示されているではないか。

なんじゃ、この物々しい警戒ぶりは。
緊張が走る。
テロを警戒する国・地域であることを再認識。

しかし、我々はなぜかあっけなく簡単に通してくれた。

ここから先、頼りになるのは、私がやはりgoogleで打ち出しておいた地図のみ。細かい通りは書いていないので、大体の方向感覚と、スタオのスタオとしての本能に任せたドライブである。

まずはジローナ(確か地域リーグ)のクラブのスタジアムへ。地図上では山の中にある感じで、しばらく迷ったが・・・スタオがライトスタンドの一部を発見、それに向かっていくと・・・

ビンゴ。

正確にはジローナ市スポーツ公園(とでもいおうか)の一角にあるスタジアム発見。中は入れないけど、横の公園から覗くことができた。しかも隣はラグビー場があり、こちらは進入し放題。スタオ、大喜びで芝を撮影である。

13:40、気分上々で、南下を続ける。
しかし、油断してはいけない。

ここはカタルーニャ、しつこいけど敵地である。
当然、道路の表示もカタランだったりするわけで。だいぶ慣れてきたとはいえ、一瞬?な単語も多い。

敵地に緑の車で突入するからには覚悟がいる。
高速道路に入る。入ったと思ったら、併走する無料の道路になる。このあたりのシステムがよくわからない。
結構こちらの人は飛ばす。そしてマイペースな運転。
途中のSAで休憩し、バルでボカティージョとコーヒーでランチ。

バルセロナは何度も行ったし、しつこいけど敵地なので、今回は迷わず迂回!(爆笑)
冗談ぬきで、目的がなければ都心は回避するに限る。

やがて、スパークリングワイン「カバ」の産地で有名な一帯を通過。ブドウ畑が広がる。おなじみのフルシネ社のブドウ畑もあったりして、見学もできるらしい。時間があればぜひよりたかったが、時間なし。残念。ちなみにこのカバのワイン畑は世界遺産の暫定リストにも入っているので、ひょっとしたら世界遺産になる可能性がある。

マルタと違って陸続きのヨーロッパ、幹線道路なだけに、いろんな国からの車も目に付く。
前にロシアからのトラックが走っていた。制限速度がついているのだが、それがたくさんありすぎて、どれがどれだか。

ここにもETCのようなシステムがあるのだが、この車にはないので「Manual」で料金を払う。

3年ぶりにタラゴナへ

さて、今日の泊まりはタラゴナ郊外にある、幹線道路沿いのリゾートホテル? ホテルのサイトでも確認しておいたが、とにかく旅行者にとっては最初どうホテルに入ればいいか、アクセスが難しいようだ。進行方向左側に建っているのだけど、そこには直接曲がることができず、小さな道を折れていかなければならない・・・しかし、幹線道路なのでみなさんそれはそれは飛ばす。しかも霧がでてきて、視界が極端に悪くなってきた。
 どこだろう、と思っているうち、通過。しかたなくUターンすることになったが、それがまた思うように行かず・・・戻って再度、トライするも、とにかく他の車のスピードと交通量で、なかなか旅行者泣かせのアクセスで、スタオ、すっかり凹む。スタオのせいではないのだが(最初のポルトガルを思えば十分運転は慣れているよ)。

16:30 ホテル着。コスタ・ドラダ沿いのホテル「サン・ジョルディ」。ホテルは初老の男性が一人、フロントにいた。シーズンオフのせいか、かなり空いていそうだ。

ホテルの部屋からは地中海がすぐ見えるのが売りなのだが・・・
・・・霧でみえないんですが。
(霧は後で、山と海に挟まれたあのエリア特有だったことがわかる)

それとRENFEもすぐそばを通っているらしい。「あの」RENFEだ。
しかも、ここは足止めをくらったせいで帰り着くことができなかったタラゴナだ。(その悲劇はこちらで読まれよ
しかし、今回はRENFEに乗らないので安心?だ。
最初は滞在時間が短かったし、前と同じホテルがいいな、と思ったのだが、さすがにあのホテルは値上がりしていて、思いっきり予算オーバー。はじめは市街地の手ごろなホテルに予約をしたが、車を借りることになったので、駐車場が無料の郊外のホテルに変更した。

 げえ、ギリギリだ。5時までに間に合わないかも・・・・

 で、向かったのが、円形競技場。そう、前は朝早くて開いていませんでした。で、今回こそ、と思ったのですが。例によって進入路がわかりにくく、おまけに一通やら、坂道やら、一見さんドライバーには難所がたくさん。なんとかたどり着いたとき、ちょうど5時ですもん。
タッチの差で間に合いませんでした。

水道橋女王、悪魔の橋を渡る

 気を取り直し、次にラス・ファレラス水道橋へ。別名悪魔の橋といい、案内板も「Puente del Diable」とある方が多い(統一されていない)。これも当初はバスで行くならかなり大変だけど、高速道路沿いにあるのだ。市街地を抜け、いざ高速道路へ・・・がなかなか思うようにいかない。
 古い町は天敵だ。方向を変えるためにいくつものロータリーというトラップを抜けなければならない。しかも迷っていると後ろから容赦なくクラクションを鳴らされる
 凹む運転手。ロケーションや気候と言う面では気に入っているのだが、すっかりタラゴナがいやになったという。

 郊外に出ても、高速道路からはばっちり見えるのだが、どの道路からならアクセスできるのかさっぱりわからない。住宅街に迷い込み、さらに道路に戻り・・・何度かクラクションを鳴らされながらいくつかのロータリーを抜けてようやくたどり着いた。
 すっかり凹む運転手、いつもなら車で待つパターンだが、水道橋は広大な公園の中にあり、日が傾いた今の時間、少し危険だ。私一人行くわけにもいかず、同行。
 が、この水道橋、わざわざきた甲斐があった。しかも入場料を取られることもなく上にも渡り放題。これでフランスのニーム、スペインのセゴビア、メキシコのケレタロに続いて4つ目の水道橋訪問(当然ケレタロはローマ時代のものではありません)。。夕焼けに染まる悪魔の橋はなかなか美しい。

ナスティックのスタジアム
 すっかりテンションが落ち気味だったスタオ、もう一つのスタジアム、無理してまで行くのもな・・・とテンション落ち気味だが、帰り道だし、せっかくここまで来たのだから、行ってみようと励ます。
 それほど迷わず、スタジアム発見。なんとかgoogleの地図だけで到着できた。
 試合の日ではないので、当然人も少ないだろうと思いきや、結構な暇人たちがスタジアムでウロウロ。バルもある。
 タラゴナのチーム「ナスティック」は前の年、プリメーラに昇格。そのときは元レアルマドリーのFW、ポルちゃんこと、ポルティージョが在籍していた。たった1年でまた降格してしまったけど、曲がりなりにも1部の経験があるチーム、それになりに試合がない日でもファンはいるものだ。
 スタジアムの周りにはまだ前の週末?にあった試合のMDPがたくさん落ちている。このあたり捨てっぱなしにするところがスペインスタイル。なんとなくスタオがひろってみると・・・どうやらカナリアのUDとの試合だったようで、メンバー表に福田選手の写真が。おお!こんなところで出会うとは。(福田選手との話はこちら)今回、できればカナリアに行きたかったけど、日程が合わず行けなかった。結局スペイン時代の福田選手には会えなかったなあ。
 記念撮影をいろいろして、スタオのテンションも持ち直したところで、がんばって車でホテルに帰る。
 さて。郊外のホテルと言うことで、問題は夕食だ。周りにはバルが1件あるのみ。タラゴナの市街地に出るとしても車だといろいろ大変そうなので、ここはホテルですませよう、ということになる。
 レストランに行くと、初老の英語を話す夫婦が一組。さっきフロントにいたおじさんが出てきた。あいにく今日できるのは、ツナサラダと、オムレツだけだそうだ。それにパン・・・シーズンオフの郊外のホテルに多くを求めるのも無理があるからね。
 楽しみは明日とっておくことにしよう。
  
 フロントに行くとおばさんがいて、自分でやるよりこの人に頼んだほうが話が早いだろう、と思い、明日の「カルソタダのレストランを電話で予約してもらう。(電話でのスペイン語って緊張するからね)
 「あら、このレストラン、知っているわ。カルソタダで有名よ!」
おばちゃん、なかなかやるじゃない?っていう反応。明日が期待できる。

今日は早めに就寝。

 さて、期待の「カルソタダ」とは?
続く


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